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ココロノマルシェ

【ココロノマルシェ】本を買えない心理について

yukanee

ココロノマルシェに寄せられたご相談

こんにちは。こちらで相談させて頂くのは2回目です。
最近、お金のもたらす豊さについて学んでいます。
モノもそうなんですが、本を買うことに躊躇してしまう事を
抜け出す方法について教えていただければ嬉しいです。

私が小さかった頃、両親は別に本を買うことを躊躇していたのではないと思いますし、教育にも熱心だったと思います。〇〇図鑑といった類や、歴史の偉人伝などや、月刊の子供向けの購読物などはよく買ってもらって家にありました。
ちなみに父親はほとんど本を読まず、母親はよく図書館で本を借りてきていた思い出があります。
(信仰していた宗教の本はたくさんありました)

ちなみにお金に関しての考え方としては、
成人後、地方から東京に来て、一人暮らしをしていた時は、安月給だったので、
出来るだけ切り詰めて生活をしていました。
お金に関しての恐れは、強い方だと思います。
ですので、小さな例えで言えば、自分で自分にお花を買うとか、ちょっと良いレストランに行くとかはほとんどしてきませんでした。

大人になって、お金への恐れを取り除くという事を学び始めた時、
本というのは、自己投資の一種であって、どんどん知識を仕入れたいと思うのに、
価格が気になってしまってなかなか購入してこなかった自分に気づき嫌になりました。

月に数千円のことについて、経済的に困っていることもないので
購入できないというわけでもないのに躊躇してしまうのは、どんな心理状態から来ているのか、またどうすれば解消できるのか、もしお知恵を借りれたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

冬のバラさん

本が本当に欲しいのでしょうか?

ゆか姐
ゆか姐

姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。

お金への恐れが強い自覚がある上で、本を買えないことに、「なぜ?」と問いを持たれている状態かなと思うのですが、

「そこまで欲しくないのかも」と言うことについては考えたことはありますか?

相談文の中に

「本というのは自己投資の一種であって、どんどん知識を仕入れたいと思うのに価格が気になってしまってなかなか購入してこなかった自分に気づき嫌になりました。」

と書いていらっしゃるように、本はあくまで私かを仕入れる」ためのツールであるとお考えだと思います。

たしかに良本ってたくさんあるし、何度も読み返すこともできたり、本のいいところってたくさんあると思います。

ただ、「知識を仕入れるだけ」なのならば、今はツールを本に絞ることは無いと思います。

本以外のツールに目を向けてみる。

先程お書きしたとおり、良本はあります。

学びたいお金の分野について、この人の出した本を読みたい!と言うお気持ちもあると思うのですが、どうやっても手に入れたい!と思うほどではない、というのであれば、その本を話題にしたブログや動画など、他の人の感想を通じて見てみることも可能だと思うんですよね。

引用されていたりするケースで一部ずつ、知っていくことによって「やっぱり…買おうかな…」と思ってからでも遅くないのが本という媒体のいいところだと思います。

または、その本を書いた方に直接学ぶ機会があるなら、直接学びにいく(セミナーや講演会など)というのも選択肢としてあると思います。

その場合、会場でその時の新書や人気のある本も同時にそこで販売されるケースもあります。

お話を聞いてますます興味をもった!もっと知りたくなった!と気持ちが興奮した状態で、買っちゃう!ということをしてもいいかもしれません。

もちろん、買ってしまったー!と思うことのリスクもありますが、「買えた」ことにより、それをどうするかは自分の判断で決められるものに変わりますよね?

古本屋さんに売ってもいいし、サイン本なので「講演会に行った記念グッズ」として、トロフィーのようにおいて置くでもいいと思うのです。

知識は講演内容やその時出会った方からも得られるはずなので、その価値は十分あると思いますし、本を見るたびに意欲が呼び覚まされると言う効果もあるかと思います。

ねばならない、から動くことに疲れていませんか?

本がほしいのか?ということについて、もう一つ踏み込んで考えてみた時、

「本を買わねばならい」という意識に囚われていないでしょうか?

先程も書いたように、「知識を増やす」ためのツールは世の中結構あります。

無料のもの、有料のもの、オンラインサロン、講演会、セミナー、お茶会など、本当に多岐にわたるんですよね。

なので、その中から選んでもいいはずなのに、なぜ本からのみにこだわっていらっしゃるのか?

それはたまたまだったのかもしれないし、もしかすると「本の方がいい」と思う理由があってのことかもわかりません。

お聞きできるのであれば、その辺りもお聞きして見たいところだなと思うのですが、

「本を買わないと知識が増えない」と思っているのだとしたら、しんどいですよね。

そして、それを「買えない」というブロックになる程であれば、より強く抵抗を感じていると言うことになります。

なぜそれほどまで抵抗を感じるのか?

普段から「自分が〇〇するためには〇〇せねばならない」という思考癖があったりはしないでしょうか?

日々何げない毎日の中でも私たちの脳はたくさん脳内で言葉を話していたりします。

その中に

「仕事は毎日行かなくてはいけない」

「働いたお金は有意義に使わなくてはいけない」

「問題は解決しないといけない」

など、何かをやるなら何かをしなければ思うようにいかないと信じているとしたら、

本を買うことにすらすごくパワーがあると思いませんか?

普段からそういったパターンがないか、見直してみてもいいかもしれませんね。

お金と仲良くなれるとしたら、やってみたくはありませんか?

私も今一番好きなのは「諭吉」(はぁと)と、冗談めかして言えるくらいお金は好きです。

お金そのものが「機能的デザイン」「セキュリティーがしっかりしてる」などもありますが、私の場合は、

●お金とは?

と聞かれた時に、「〇〇」というイメージがあるんです。

せっかくなので冬のバラさんはどんな言葉が入るのか、考えて見ませんか?

考えてみられたでしょうか?まずは「私なら、これかなぁ?」というものを持っておいてくださいね。

さてそんなご提案をしている私の場合、先ほどの「お金とは?」という言葉の後にこういう言葉が続きます。

「お金とは、チケットである」です。

いい、悪い、なーんにもないんです。

ものを買う、サービスを受ける、その時に渡すチケットです。

誰かが私のサービスに喜んでくれればもらうこともあるし、

誰かが私の代わりにサービスや提供されたものに私の分も出してくれる、なんてことがあるチケット。

そう言うイメージなので、欲しいものと交換する、と言うイメージが強いことがわかります。

これは今後もっともっと変えていきたいと思いますし、自分が「こんな風にお金と仲良くお付き合いしていきたいな」という方がいればその方の「お金とは?」を参考にさせてもらうこともいいなぁと考えてもいます。

そんな〇〇とは?という質問は自分の無意識に言葉にもつ思い込みに気がつけるので、

お金ではこう言うイメージだけれど、

「稼ぐとは?」「支払うとは?」「富とは?」「幸せとは?」など、お金のみならず、一度自分の言葉に持つイメージを洗い出すと言うことをして見てもいいかもしれませんね!

そして、お金はチケットって思っていても、稼ぐとは?という言葉に「しんどい」「辛い」「面倒くさい」というイメージだと、「使うのは楽しいけど、お金は減っていくばかり」なんてことにもなりやすいのがわかるかなと思います。

稼ぐのはしんどいから嫌、やりたくない!と言うことになりかねないからです。

稼ぐって「大金!」って言う方も、少ないお金では「稼げていない」ように感じて自分を責めてしまう、または自分は稼げないやつだ!なんて思い込んでしまうなんてこともあると思います。

なので、お金についてのイメージをよくすると言うのはとても大切。

では、お金。

どんなイメージなら「楽しそう!」「いいなぁ!」とワクワクするんでしょう?

一度ご自身で考えて見てもいいかなと思います。

この時のコツは、言葉を慎重に検討すること。

「お金とは減らないもの!」とかにしてしまうと、「減ることが前提になっている」と言うことに気づかないものです。

私のチケットも「交換が前提になっている」とも言えます。

でもこれは、しっくり来ないなら「何度でも書き換えられる」んだと思うんですね。

「今はこれにしておこう」でもいいし、

「あのお金持ちの友達のお金とは?ってなんだろう?参考にしよう!」でもいいと思います。

意外と多様性があって面白いこの質問。

しかし、しっかりイメージできればお金に対してのおそれは減ると思うので是非お試しくださいね!

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