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ココロノマルシェ

【ココロノマルシェ】私は自分を大切に出来ていないのでしょうか

yukanee

ココロノマルシェに寄せられたご相談

会社の同僚と半年ほど不倫関係にあり、自分から別れを告げましたが、別れた後に彼の奥様にバレてしまいました。
元々家庭を壊すつもりはなく、奥様と別れて私と一緒になって欲しいなど思うことはありませんでした。とは言え、実際に奥様にバレてからの彼の態度に深く傷ついています。

奥様から私に連絡があるまで(恐らくその前にはバレていたはず)バレたことを知らせてくれず、私は心の準備も出来ないままでした。その後も、離婚を回避する為に私との関係について嘘の自白(会った場所や期間など)をしたり、そのことをわざわざ私に伝えに来たり(口裏合わせの意味だと思います)などなど…
驚いたのは、「同じ職場にいて欲しくないと妻が言うので、上司に異動願いを出した」と言ってきた彼が、新年度になっても変わらず在籍していたことです(一個人の意向で異動出来るものではないこともわかっています)。もしかして、私に異動させる為に嘘をついたのか!?自分だけ無傷でいようとしているのか…?そう思うと、そんな彼を愛した自分が情けなくなりました。

「私を一番にしない人といてはいけない」と、自分から別れました。そして、心の内では忘れることが出来ず苦しみつつも彼に感謝の気持ちを持ちながら心穏やかに過ごす努力をしてきました。なのに彼の不注意によってバレてしまった上に彼から屈辱的な目に合わされ、考えるたびに怒りがふつふつと湧いてくるようになりました。

何より一番苦しんでいることは、怒りも含めて未だ彼に「無関心」になれないことです。単なる執着かもしれませんが、彼を憎み切れない自分がいます。そんな私は自分を大切に出来ていないのでしょうか。だから不倫なんて恋愛を引き寄せてしまったのでしょうか。
ご回答いただけますと幸いです。

もちこさん

別れた後辛くなるのは、甘いあの頃の気持ちが感じられないから

ゆか姐
ゆか姐

姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。

どんな形の恋愛であれ、または長年の片想いであれ、

お互いが相手を認識し、自分と相手との関係の中に「いい気持ち」を感じる期間があった時、

そこに「幸せ」を感じるのではないかと思うんです。

安心、刺激、愛おしさ、感情もさることながらそのエネルギー自体もとても強く心を揺さぶってくるような気持ち。

そんな感情をもたらしてくれた相手が、ある日を境に、自分に対して急に冷たくなる、または敵意すら出してくるように感じる。

痛み、苦しさ、不安、なぜ?という問い、それらが喜びの時間と同じくらい大きなエネルギーで自分の心を揺さぶってくるのですから、落ち込んだり、怒りが湧いてきたり、または自分が悪いのかもと不安になっても仕方ないと思うんです。

だって、それほどまでの感情を呼び覚ます相手だったのは、それだけ好きだった人であり、

自分の心の距離感の近い人だったのだから。

私はそう思うんですね。

そこには、「私が大切に出来ていないせい」だとか、「私がもっとちゃんとしてたら」なんて関係ない!と言い切ってもいいと思うんです。

確かに自分軸という点では、彼軸になっているのかもしれません。でも何もかも「こうでなくてはいけない!」と縛る必要はなく、「それだけ大切だった」「それだけ好きだった」と認めていってもいと思っています。

心の世界はいろんな答えがあります。

私も師匠である根本裕幸さんにある質問をした時、「どの答えを選ぶかは自分で決めればいい」と言われたことがあります。

ココロノマルシェにもいろんな回答があり、どれを選ぶかは、相談してくださった方、読んでくださる方が決めればいいんです。

その時に大事にして欲しいのは

どれが自分を幸せにする答えなのかです。

きっとご相談いただいたもちこさんは、いろんなところで「自分を大切にしよう」としてこられた方だと思います。

ですので、今回のこの見極めポイントは抑えておかれると、グッとお気持ちが楽になるし、

本当に自分を幸せにするってなんだろう?とさらに幸せについてたくさん自分と向き合うきっかけになるかと思います。

自分を大切にすることは習慣や生き方であって、波があることもまた自然

私自身まだまだ自分を大切に出来ていないなと思うことの多い一人です。

なのでこんなこともやっているわけです。

https://ameblo.jp/yuka-counselor/entry-12669737673

お稽古、お茶やお花なんかの師範の方なんかもきっとそうだと思うんですけど、師範になったから、人を教えられるくらいになったから、全てを手にしたかというと、まだまだとおっしゃられるのではないでしょうか?

きっとそれはその方にとって、お茶やお花が日常でありつつも、自分を見つめる時間だとわかっていて、毎日の波の中で自分が大きく乱れないように自分の戻る場所を知るための、または自分が今どれほど翻弄されているかを知るためのものなんだと思うんです。

だから、「大切に出来てない」なんて日もあるし、「大切にしてる」日もあることが自然だと思います。

もちこさんがこの今の波に大きくとらわれることは上記に書いた通り、それほどのお相手だったということ、そして、それほど大きなエネルギーがそこにあったこと。

でもそれが今違って波にゆられていること。

ならば、お稽古やカウンセリングで、戻る場所から目を離さずにいられれば十分だと思うんです。執着だから、無関心に「しなきゃいけない」なんて思えば思うほど、囚われてしまうのが人の心だったりします。

もちこさん自身が今感じていらっしゃる感情をまずはありのままに受け止めましょう。

それは是非カウンセリングや話せるお友達に話すなどで一人でやらない方がいいかもしれませんね!

それほどまでに大きなエネルギーだったものを手放すのは、誰かに「話す」ことで「放す」方がいいかもしれません。

大きく息を吐く、運動をするなどの発散系もいいかもしれません。

一人で解決しようとせず、無理せず誰かを頼ってみてくださいね!

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