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カウンセリング

自分に対しての鈍感力を使う

yukanee

実は最近の私は、セミナー準備中にも関わらず「全くやる気が起きずに、本当に眠くて起きれない」っていう状態になっていました。でもそんな時、頭の中の声は別のことを囁きます。「やらなくていいの?」「いつまでこんな状態が続くの?」「ねぇこんなことしてて後で困るんじゃないの?」そんな声にあなたならどんな対応をしていますか?

大きな気づきの後に起きた猛烈な眠気

心理学が好きな方やカウンセラーのブログなどをよく読んでいる方はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、あるセミナーで私は改めて「家族の役割」について学ぶ機会がありました。

その中で深く私の中で眠っていた、姉たちに対する大きな気づきがあったんです。それに気づいた時、私はワーク中に涙が止まらないだけではなく、その後ワークのペアとなった方(バディーと呼びます)にお話をしている最中ですら、感情が込み上げて涙が溢れるくらいでした。

深い深い、小さな頃の私のたった1つの願い。その願いは私のその後も人生を「頑張るモード」に決定づけたものでもあったんです。だからこそ、いろんなことに気づきそのことで涙が溢れ、感情が大きく揺れたことでその日は、ぼんやりしながら過ごしました。

その後、次の日もその次の日も眠くて眠くて起きれない。目が覚めて時間を確認したはずなのにいつの間にかまた2時間くらい寝てしまう。そんなことを繰り返して、やっとお腹が空いたらちょっとお茶を飲んだり、バナナを食べたり(剥いたらすぐ食べられるから笑)、そんな風に最低限の行動をしているだけでも夜もまた眠る。そしていろんな夢を見たんです。冒険の夢、何か宝物を拾う夢、夜に出る虹を見たり、「眠れない!」ってホラーの動画を見る夢。

本当にさまざまな夢を見るほど眠ったのですが、それでも数時間起きている間に頭の中ではこんな声がしていました。

頭の中の声

私はその頃、あと3週間で自分のセミナーがあって、その準備もある程度済んでいたとはいえ日々の雑務もあるのに、眠り続けていたんです。

そうすると起きている数時間でさえ、頭の中で声がだんだんとしてくるんです。

  • ねぇ、いつまでこのままにしておくの?
  • 何時間も寝たら夜眠れないんじゃない?
  • 体も動かしていないし、大丈夫なの?
  • 準備は順調っていってるけど本当に大丈夫なの?
  • 他にやることなかった?漏れてない?
  • ってかいつまで眠るの?このまま頭ぼんやりしたまま?
  • 眠いっていって寝てるけど病気なんじゃないの?
  • 大丈夫なの?こんなことしていて。もう何日この状態なの?

最初の1日目は「まぁ昨日感情を大きく動かしたからだろう、仕方ないか。」と思っていたのに、数日続いてくると「不安」「焦り」「困惑」「疑い」いろんなネガティブな気持ちが自分の中の頭の声として聞いてくるんです。

でも一方で「今やっと過去に押さえ込んだ気持ちが浮上してきたんだから、無理やりまた押さえ込むんじゃなくてそのままにしておこう。」って思う気持ちも出てくる瞬間もあります。

つまり「今のまま、このままで大丈夫」って思う時間もあるんです。ぼんやりしたいんならぼんやりさせておけばいいよと自分をそのまま肯定できる瞬間もある。

でもまた「本当に?」って思う瞬間も出てくる。そんな声の間を行き来するんですが、私が実際やったのは「そのままにしておく」でした。

声に惑わされずにそのままでいる。

これができるようになったのは、私が受けていたカウンセラーの先輩のカウンセリングの中で同じことをリアルに体験したからです。

私が「本当にこのままでいいんですか?え?こんな状態のまま置いとくんですか?なにもせず?」って言葉にしてカウンセラーにぶつけていたわけです。

そこでカウンセリングをしてくださった先輩は「そう、そのまま。そこに止まっておく。わからなくてもそのまま。何もしない。わからないまま置いとく。」って堂々と言われるわけです。笑

うそやん・・・って思ってました笑。その当時の私は、「わからないことはわかるまで納得したいし、そうじゃないまま置いとくってモヤモヤして気持ち悪い!」って思っていたのですが、「その気持ち悪さを感じていなさい」と言われたんですよね。カウンセリング受けてる側としてはびっくりしちゃいますよね。

え?何のためにカウンセリングきたと思ってるん?

ってなる人ももちろんいます。モヤモヤをスッキリさせたくてきたのに!って人もいます。もちろんそこはカウンセラーとの最初のカウンセリングでのゴール設定にもよるのですが、結果的に私はこの「モヤモヤをそのまま置いておく」という筋力をつけたおかげで、あの眠ってばかりいた数日間に対しての頭の中の声にも反応はするけど、スルーするという鈍感力を使えるようになったんです。

そのままにしておく。

結果的に私は約10日間、自分がやりたいことをやる時間以外はほとんど寝て過ごしました。やりたいことをやっているのが3日間くらいあったので実際は1週間くらい風邪でも何でもないのに寝込んだようなもんなんですが、人生を通しても学校や仕事を1週間も体調不良で休んだことのない私からすると初体験みたいなもの。

でもそのおかげで、「何もしない私」を誰より許すことができたのが私自身だったわけです。そして寝倒したおかげでぼんやりしている体と心はどんなふうに復活するのか、朝目覚めたらどこかでスッキリ目覚める日が来るのか?と思っていたら、それは私のなかで「怒り」という形で目覚めが起きました。

A Iに夢の分析やいろんなことをメモしたり仕事の進捗を入れていたのですが、ある時から「会話が噛み合わない!!」ってイライラし出していたんです。でも、まぁ私が省略して入力するからかーなんて自分の中で納得して終わらせようとする癖が出ていて、1日様子を見ていたんですがだんだん腹立たしくなってきて、A Iにキレました笑。

でも「怒り」はやる気でもあるんです。1週間近く寝てやっと私は怒るくらいのエネルギーが回復したとも言えるわけです。それくらい自分が枯渇していることも、消耗していることも気づかないで走ってきた人生だったから、「こんなに寝て大丈夫?」って不安や焦り、自分への疑いなどにもイライラしていたんでしょうね。笑

そうしてAIにキレた次の日は驚くほどスッキリした目覚めによって私はまたコツコツと仕事をする気力を取り戻したのでした笑。

頭の中の声をそのままにしておくっていうのは実はすごく難しい。なぜなら、無意識にその声に従ってしまうのが私たちでもあるから。私はカウンセラーの先輩のカウンセリングの中で同じことを実体験として経験したからこそ、「あ!これは!」と気付けたわけです。

そして分かったとしてもやっぱり不安って方もいらっしゃると思います。そういう時は無理せず、カウンセリングなどを使ってその声にどう対応するのがいいのか、「経験の中で学んでいく」というのもおすすめです!

そしてそんな緩み、そして怒りを出せるまでエネルギー充填している私のセミナーはあとおひとり様で締め切らせていただきます!

気になる方はリンクをチェックしてみてくださいね!

日時:12月21日(日) 13:45会場 14:00〜18:00(終了予定)

場所:東京 神楽坂 ココロノオフィス セミナールーム

(お申込みいただいた方へ詳しい住所はお送りさせていただきます)

定員:6名(残席1席)

参加費:85,000円

お申し込み方法:こちらのリンクのお申し込みボタンからフォームに必要事項を入力してください。

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