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ココロノマルシェ

【ココロノマルシェ】仕事とパートナーシップのモヤモヤ

yukanee

ココロノマルシェに寄せられたご相談

はじめまして。
仕事とパートナーシップの悩みについて、ご相談させて下さい。

私は、数年前から夫と自営業をしており、また子育ても共にしてきました。

夫の頑張りで、業績が伸び、金銭的な心配がなくなり、ありがたいと思っているのですが。
心から喜べない自分がいます。

自分は、夫に比べて役に立たない、必要とされない存在だと卑下してしまいます。

そんな自分のいつもの癖の様な、思い込みをわかっているつもりで、自分なりに仕事を頑張ろうとしているのですが、いつもそこに心が引っかかってしまいます。

また、これから、第二子の出産を控えており、仕事をしばらく産休に入ります。

本当に、自分の器が小さく、恥ずかしい感情なのですが。
自分だけが、損をしているような気持ちが湧いてしまいます。
出産育児のダメージを受けずに、仕事を続けられる夫に対して、ずるいという気持ちです。

ですが、もちろん夫は、育児を一緒に行ってくれる気持ちがありますし、いつも相談にのってくれます。
本当は、ありがとうと受け取れればいい、夫の優しさや良いところに、背を向けたくなる自分がいます。

それを受け取ると、とても惨めな自分を認めてしまう気がしてしまうのです。

本当に書いてて、自分のしょうもなさに落ち込みますが、誰にも言えずにいました。
ご相談に乗っていただけると嬉しいです。

自分の自己否定の気持ちを整理して、産後は、パートナーシップ、育児、仕事と、自分らしく前向きにトライしたいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


りんごさん

受け取りたいけど受け取れない、って実はあるあるなんです。

ゆか姐
ゆか姐

姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。

きっとココロノマルシェにご相談頂いているということは、りんごさんも立派な自立系武闘派女子、

もしくは自覚がまだない自立系武闘派女子でいらっしゃるかと思います。(え?うちの師匠ってそう言う人しか読んでませんよね?笑)

私や他のお弟子たちもそうだと思うのですが、お弟子講座中「比較と競争の罠にハマるなよ」と言われるのですが、

そう言われないと、無意識に巻き込まれて辛くしんどくなることがあるとわかっているからなんですね。

そして、言われている私や他のお弟子たちが、「はい、わかりました!」と、比較と競争を手放せてるかというと、

むしろお弟子卒業しても続いてる!!ってこと、たくさんあるんです。

多分うなづいてるお弟子は多いと思います笑

例に漏れず、私もそうです。

あの子がなんだか最近頑張ってるな、お!結果出してるな、と見れば

くそー!!!私もそっち早く行きたいのにー!

って静かに闘志が燃えますし(静かなのが余計怖い)、

それ、私も言ってたのにー!ってことが、他の人でバズれば悔しいです。

そこでお弟子期間の半年、あんなに言われてた忠告はどこへ?という話なんですが、

そこは、「あー、私今比較と競争の罠にどっぷりハマってるな。ふふふ。」

と、笑ってます。

私は関西人ということもあり、この「ちょっとふふって笑っちゃう」っていうのを大切にしてます。

比較と競争がしんどい理由

そんな私自身もいまだにハマる、比較と競争。

これは、相手のいいところと自分の劣っていると感じている部分をあえて比較し、競争させ、負けるということをするんです。

冷静に考えれば、こんな勝ち目のない勝負にハマるなんてと思ったりするのですが、

心の世界ではよくあることなんですよね。

⚫︎私の髪質は癖毛で梅雨時期はうんざりするほどまとまらない。あの子はサラサラの髪でいつも艶があって綺麗。いいなぁ。私なんて艶どころか、うなりを抑えるために結んでおくしかできないのに!

⚫︎あの子はまた上司に贔屓されている。羨ましい。なんでも口答えしてしまう私と違って、はい!って笑顔で返す、素直な子だから、みんなに可愛いがられるんだろうなぁ。私なんてあんなこと、できるわけもない。

⚫︎あれ?また新しい鞄持ってるこの子。前にお茶した時は、靴を買った!って言って見せてくれたけど、今度は鞄も買ったんだ!ボーナスがうちの会社よりいいんだろうなぁ。私なんて生活費やすでに使ったカードの支払いで消えるのに。

そんな風に「絶対勝てない(と思っている)場所」でついつい比較してしまうのが、この比較と競争の罠なんですが、

これって気がつけばやってしまっているからこそ、気がついた頃には「ムカつくなぁ」「悔しい!」「私だって!!」という気持ちが出てきます。

これが、比較と競争をしてしまう時の一番苦しい部分なんですよね。

勝てない戦いをして、悔しい!とかみじめだという気持ちだけが残る。

ではどうしたら手放せるのでしょうか?

やっちゃったもんはしょうがない。

冒頭に、私はそんな比較と競争の罠にハマってるなと気がついたら、笑うようにしているとお話ししましたね。

それは、笑うことで

⚫︎そんな自分を受け入れる

⚫︎比較と競争について過度に反応しすぎない

というためです。

比較と競争をする。その自分を受け入れるというのは、慣れるまでは「え?そんなことしてよりひどくならないの?」と不安になるかもしれません。

比較と競争はもうしちゃった後なので、「そんなこと思うなんて!」とそんな自分を否定するのではなく、

「まぁ、やっちゃったんならそれは仕方ない。まぁそういう時もあるよ」と受け入れる、または「そうなんだー、やっちゃったかー!」と放置すると言い換えてもいいかもしれません。

放置という言い方にしたのは、2つ目の「過度に反応しないため」でもあります。

お子さんがいらっしゃるりんごさんは、想像しやすいかもしれませんが、

もしお子さんがおねしょしちゃったら、

「もう!!なんでしたの!!ダメでしょ!!」と言ったとしても、おねしょがなくなって、布団はふかふかにならないというのはイメージしやすいかと思うんです。

それよりも、「あー、おねしょしちゃったかー。まず、シーツを洗濯しちゃおっか!パジャマとパンツも脱ごうね!」って、そのままお風呂場に連れていく方がよっぽどおねしょ対策として現実的かと思います。

「おねしょしたものは仕方ない。」というと、なんとなく私がかく「比較と競争しちゃったもんは仕方ない」と放置するイメージがつきますでしょうか?

そして、その後で「夜はあんまり水分を取らせない方がいいかな?」「トイレに行かせるタイミングはもう少し後にしようかな?」など、

具体的な方法を「おねしょしないために」、と考えていくと思います。

では、これを比較と競争に置き換えるとどうなるんでしょうか?

いっぱいいっぱいな自分を見てますか?

りんごさんは、今のご自身を「実はいっぱいいっぱいになってませんか?」と聞かれて、どうお答え頂くでしょうか?

⚫︎自営業で、成果も上がり、金銭的な余裕が生まれてきたということは、逆に仕事が忙しくなったりしていないでしょうか?

⚫︎育児をしながらのお仕事、ましてやパートナーとずーっと一緒。さらに手伝ってくれる夫の優等生ぶりに、実はサボりたくてもサボれないなんてことないでしょうか?

⚫︎自分の器が小さいとお書きになるほど、実は他のストレスも溜まっているんじゃないでしょうか?

妊娠中は何かと体調の変化もあるでしょうし、ご夫婦でお仕事をされていれば、仕事時間が終われば「はい!ここからは、家族の時間!仕事の話は無しで!」というわけにいかないこともあると思います。

もちろんやりがいでもあるかもしれないし、仕事があるから、育児とのバランスが取れるという方もいらっしゃるのですが、一度そのあたりのお話しを伺ってみたいなと思うんです。

もう少し踏み込んで見ると

比較と競争は、「それについて頑張りたい!頑張ってるのに!」という気持ちがあるところについてしか、出てこないと思うんですね。

りんごさんは仕事で頑張りたいから、夫の成果が気になるし、

癖毛で悩む方は、そこについてアイロンしたり、ヘアパック変えたり、オイルやワックスを試したりしても、サラサラヘアにならなかったり、思うスタイリングにならないからこそ、悔しいわけです。

ただ、ここでりんごさんがもし私のカウンセリングに来てくださった場合、

本当にお仕事だけの話なのかな?

というところをお聞きすると思います。

もちろん質問の中では「あーそうだったのか」と思うかもしれないし、

もしかすると「子供を産むこと、育てること」について何か思うことがあって、でもそれを見るのが怖いから、

仕事だけして成果も出す夫がなんだか恨めしいと思うのかもしれません。

なので、パートナーシップとお書き頂いた中にも、夫に求めていることが本当はもっと違うところにあるのかな?という可能性も見させて頂くと思います。

自分一人で頑張るを手放すタイミングかも

りんごさんから見ると協力的で、仕事も頑張る「いい夫」。

だから「自分一人で頑張る」なんてことはないと思っているかもしれません。

ただ、ここで私がお伝えしている「自分一人で頑張ってきる」のは、心理的な状態のことです。

行動としては協力的に動いてくれている夫。でもりんごさんが本当はもっとこういうところを甘えたいのに、こんなところをわかってほしいのに、

でも、そんなこと夫に言うのは申し訳ないよね。

と思っていたとしたら、それはまだまだ「一人で頑張っている」状態ではないでしょうか?

「手伝ってくれている夫にこれ以上何かお願いするわけにはいかない!」

「夫は仕事で成果出してるんだから、私が文句言っちゃいけない」

そんな風に思ってらっしゃるところはないでしょうか?

そんな風に、我慢や自分一人で抱えこんでしまっているものはないでしょうか?

そんな時、カウンセリングやお茶会でお話ししてもらって「吐き出す場を持つ安心感」を持ってほしいなって思うんです。

ちなみに私もオンラインのお茶会がありますので、お時間が合えばご検討ください。

りんごさんは、「頼る」という次のステージに向き合うタイミングが来ているかもしれませんね。

今までより、よりしなやかに、そしてもっともっと華やかに、女性としての魅力を受け入れていく準備ができたのかもしれません。

新しい自分になる時は、不安や怖さ、おそれが出てきたりすることもあります。

でもそこを乗り越えて先に進むことで、また素敵な世界が見えてくることもある。

一人でやろうとせずに、まずは話しやすそうだなと思うカウンセラーを見つけてみてください。

そして、「吐き出す場を持つ安心感」を感じてみてください。

参考になりましたら幸いです!

ゆか姐
ゆか姐

意外と自分は恵まれているんだ!って思い込もうとしている時があるものです。

ちょっと最近イライラしているなと感じたら、吐き出す場所を持つことも一つの案として持っておいて下さいね!

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