【ココロノマルシェ】漠然とした将来の不安
ココロノマルシェに寄せられたご相談
ライフワークや恋愛結婚、人生全般についての悩みです。現状そこそこ安定し自立した生活は送れていますが、人とのつながりが薄いことに寂しさ、ストレスを感じています。
ジョブごとに関わる人が異なる職場なので、もともと人間関係は希薄なのですが、コロナ禍で在宅勤務が基本となり、ますますコミュニケーションが減りました。
私は一人暮らしでプライベートで親しい人も少ないので、業務連絡のメールやチャット以外ろくに会話もない日もざらです。
仕事だけの関係で済ませたい相手には、テレワークはちょうど良いのですが、仲良くしていきたい相手には距離を縮めにくいなと思います。
人の入れ替わりも激しく、総合職は20代で早々に転職、結婚していく人も多いなか、私は一般職として40代になり、将来の不安で気が沈むことが増えました。そういう悩みを打ち明けられず、元気そう、前向きだねと言われることも多いです…
やりがいも薄い仕事で5年10年後も続けるのはしんどい、このままの生活が続くのか、ずっと一人でこの先生きていくのか…
自分なりに巣ごもり生活だからできることをやろうと趣味を楽しんだり、投資をはじめてみたり、適職検査など受けたりしています。
いまの仕事以前はなかなか安定した定職につけず苦労したので、仕事は頑張って社内で評価は得たのですが…
担当を離れる際にパワハラ上司に使い捨てのコマ扱いされ、モチベーションが下がってしまいました。こんなことなら、もっと職場の人達と仲良くしておけば良かったと。
以前から素敵な大人女性になりたいと努力してきて、褒めてもらえることもあるのですが、婚活情報を見ていると40代女性は厳しいとディスられ気味なので、年齢で男性に引かれるのかなと自信が持てずにいます。
以前会社の飲み会で「コイツはどうですか?」と後輩を勧められていた?ようですが、あまりに年下だったので対象にも思っておらず、その場で反応できませんでした…
自信のなさでチャンス逃してましたw
新しい出会いを増やしていきたいですが、どうすればいいのか迷っています。いま子供にはこだわっていませんが年齢的なことで今後チャンスが狭まり、あとで後悔したくないという思いはあります。それは仕事についてもそうです。
アドバイスいただけると嬉しいです。
ももさん
価値や魅力を無かったことにしていませんか?
姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。
ご相談をお読みして、本当はたくさんの魅力を褒めてもらったりされていても、もしかすると受け取れきれずに「なかったこと」にされているのでは?と感じ、そのあたりを一緒に見ていけたらな、と思っております。
女性の魅力は、若さだけ?
ももさん自身、「大人の女性」に魅力を感じ、なりたい!と努力されているように、
「大人の女性」に私もとても魅力を感じます。
- 落ち着いた雰囲気
- 包容力
- 動じない心のしなやかさ
- それでいて、自分の好きを持っていて素直に向かっていける
そんなイメージなのですが、ももさんの思う大人女性と、同じでしたでしょうか?
さて、そんな大人の女性。
それって、まさに40代くらいから醸し出せる魅力かな?と思っているんですね、私。
20代は可愛らしい、幼い、未熟さ、熱量の高さなどが魅力的だし、
30代は少しずつブレない自分ができ始め、自分というものを明確に意識し始めた上で、物事を進めていく体力や時間がある。
40代は、そこから他人の気持ちを思いやれたり、若者に指南できたり、生き様に個性が色良く出てき始めて、いい意味で住み分けができてくる。
そんなイメージを持っているので、「大人の女性」というのは、まさしく他人への思いやりや、後輩への指南など、「他人を思いやれる余裕がある」という気がします。
そんな女性、世の男性から見て「魅力がない」のでしょうか?
ももさん自身で一度、ノートなどに書き出して見られるといいかもしれません。
「魅力の再認識をしてもらう」方が狙いですので、「大人の女性ってどんなイメージ?」ってワクワクしながらたくさん書き出して見ましょう。
では、その魅力は誰のもの?
さて、書き出したその「魅力」。
そのままにしておくのはもったいないですよね!
そうです。
自立タイプの女性がやや苦手とする、「魅力の受け取り」にチャレンジして見ましょう!
●落ち着いている
●包容力がある
●動じない
●心が安定してる
これらが自分の魅力なのか!とすんなり行けば一番いいんですが、なぜか私たちは自分の魅力って気づきにくいようになっています。
あまりに当たり前、あまりにあって当然だったからというのが、しっくりくる理由かなと思うのですが、ももさんにももしかしたら、そんな風に「これが私の魅力?そんな風に思えないけど…」なんて思ってしまうかもしれません。
でも、ご自身の20代、30代を振り返って
できるようになったこと、
好きになれる変化があったところって、
1つや2つではないと思うんです。
大人の女性への努力をしていらっしゃれば、
始めた当初より出来たことって意外とあると思うんですよね。
ただ、努力している最中は、「出来ないこと」にフォーカスしやすくて、
「いつまでたっても思い描く大人の女性には程遠い自分」を見つけるのがとっても上手だったりします。
なので、今一度「過去の自分からの好ましい変化」に注目してみてくださいね!
寂しさと繋がりは他人ではなく自分との繋がりを見直す
ついつい「誰かにいてほしい」「もっと仲良くなりたい」、そう思うことってありますよね。
お書きになられている通り、自宅にいる時間が増えると、ますますそういう気分が晴れることが少く感じます。
そして、それに対してももさんは向き合って行動なさっているという点は、とっても素晴らしいと思います。
まず自分から動いてみる!っていうのは、楽しいこと、嬉しいこととの出会いも増やしてくれますものね。
それでもまだ感じる寂しさは、もしかすると自分との繋がりが少し遠くなっているのかもしれません。
大人の女性って、感情的にならずに余裕があるようなイメージがありますよね。
でも実際は、そうは言っても感情はあるし、受け止められる日ばかりでもない。
それを表に出さない分、心の中ではモヤモヤや知らずに押し込められた気持ちがあるのかもしれません。
自分と繋がるというのは、「ありのままの感情を受け止めてあげる」ということ。
こんなの大人としておかしい!
こんなことくらいで動揺したくない!
こんなことで凹んでいられない!
と、鼓舞してきたり、押し付けてしまった感情をただあるがままに認めてあげる。
これは、実は遠回りなようで「大人な対応」だと思いませんか?
そう、後輩や若手にしてあげるように、自分の中の感情にも、心から「そう思ったのね」と共感してあげてほしいのです。
「そっかぁ、本当は嫌だったのねー」
「こんなことされたら、動揺しちゃうよね」
「悲しかったんだから、もう少しそのままで悲しいままでいてもいいよね」
と、自分の心と仲直りしてみてください。
これがうまくできる人がどんな人か。
もう言わなくても気づいていらっしゃるかもしれませんね。
そう、これぞ大人の女性なのだと思います。
心の余裕は自分の感情にあるがまま認めてあげられる懐の深さがあるから、他人の感情もあるがままに受け止めてあげられる。
きっと他の人へは、気配りも受け止める包容力もももさんはあるのだろうと思います。
なので、そこに甘える上司や、ももさんの魅力を褒め言葉として伝えてくださる方がいたのだろうと思います。
なので、今でも十分にももさんは大人の女性なのです。
今度はそれを自分の感情にもしてあげるだけ。
それを繰り返し繰り返しやっていくと、
醸し出される心の余裕やゆとりが、ますます魅力に変わるのだと思います。
そうやって魅力のスパイラルを作ってしまったら、どんな未来が来るのか、とても楽しみになりませんか?
まとめ
今回のお話の要点は3つ。
1.女性の魅力は若さだけではない
2.その魅力は、実は自分の魅力
3.寂しさや繋がりは自分と繋がることで、さらなる余裕やゆとりとなる
女優さんのお話だったかと思いますが、女性は20までは、「親からもらった顔」、
しかし、30からは「自分で作った顔」、なんて言葉があったと思います。
何歳かが問題ではなく、成人したら自分というものを作るのは自分だということを言い表しているんだろうと思います。
美しさにもいろんな美しさがあるし、
それらを魅力と捉える人もまた様々です。
自分が好きな自分でいるためになにができるのか?
そこを軸に、ますます輝かれることを私も楽しみにしております。
そして、もしどうしても自分の魅力がわからない、受け取れない!、または自分の感情がわからない、感情を受け止められない!なんて時は、
是非カウンセリングをお使いくださいね!
たくさんのももさんの魅力と、たくさんの感情を感じていけるようお手伝いいたします。