【ココロノマルシェ】幸せになりたい、がわかりません。
ココロノマルシェに寄せられたご相談
皆様、こんばんは
人に嫌われるのが怖く、いつも人目を気にしながら生きてきました。
いろいろなものを通じる内にもう頑張りたくない、一生楽してたい、という自分がいて。そんな自分を許せるようになってきました。
しかし、もっと幸せに、とか。
自分らしく生きる、という話題になった時に、幸せのために頑張ろう、とか、自分をよくしようとか思えないのです。
思い返すと、私の両親は父はあまり私に興味がなく、母は過干渉気味で言語能力に乏しくヒスを起こす傾向もあり。。
頼っても無駄だな、と悟っていた節があります。
昔から頑張っても報われない。期待したってどうせ私の望みなんて誰も叶えられっこない。そう思って周囲をバカにしています。
そういう思いを抱えていたせいか、今更幸せにとか言われても、とも思うし。
今まで苦しい思いで1人で頑張って来たのに、癒しとか幸せとか言わないでよ!という強い悲しみに襲われます。
その一方で人の優しさに触れると涙が止まらなくなったり。寂しさと甘えたい気持ちでいっぱいだったりもします。
今現在、何もしたくない、と虚しい毎日を紹介していくだけの日々です。
もっと楽に生きられるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
mさん
「幸せ」ってならないといけないものでしょうか?
姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。
mさんはとても真面目に物事に対して取り組む方ですね。「もうこれ以上頑張れない」と感じてしまうほどに、取り組み続けてこられたんだろうと思います。
だからこそ「幸せになろう」という発信を見ると「幸せはなるもの」「幸せになるのが正解」「幸せを感じることが正しい」という風に感じ取っているのかもしれません。しかし、幸せってならなきゃいけないものでしょうか?そもそも「なる」ものでしょうか?
頭で幸せを感じると頑張り続けるのが難しい。
私も「幸せ」については発信をしているので、もしかすると目にされたこともあるかもしれません。でも先ほど書いたように「幸せになりましょう!なることが正しいです!なることこそが人生の目標です!」って言われているように感じながら読むと、すごくしんどくなるし「もう頑張りたくない」と感じている今のmさんにとっては重いテーマのように感じますよね。
頑張りたくない自分を許せるようになってきてはいても、周りの声に耳を傾けてしまう癖がまだ残っていたりすると、こんな風に見たものについて「まだ何か自分に期待されているんだろうか?私はまたこれに答えていかないといけないんだろうか?」という思いが浮かんでいてもそれを掬い取ることなく、感じることなく、「もうやめてほしい・・」としんどさだけを感じるのかもしれません。
頭では「幸せになるのはいいことらしい」と知っている。でも自分は「ならなくてはいけないのならそんなもの欲しくない」と感じている。
この「知っていること」と「感じていること」が一緒になってしまうと、「幸せになる方がいいのにできない」と感じているように思うのではないでしょうか?
幸せってオーダーメイド。でも作るのは自分なので自由なんです。
私は幸せって大小関係ないと思っています。
- 当たり付きアイスの当たりが出てニヤっとする。
- 甘いものを食べたいときに、カバンにチョコが入っているのを思い出して「私、グッジョブ!!」とウキウキする。
- 誰かが席を他の人に譲って微笑ましく感じる。
- ただ目の間にいる犬がかわいくてホッとする。
- 温泉に入ってじわじわ温まりながら、頭が空っぽになる。
こんな小さな積み重ねがもう「幸せだなあ」って思うんです。つまり、幸せって感じるものだと思うので、「幸せになるために頑張る」っていうのは「幸せを感じた後、維持したり、さらにもっとやりたいことが増えてから」のこと。
幸せが感じられていないmさんの今の状況では「頑張ろう!」って気持ちがわかなくても当然ではないでしょうか?
幸せをもっともっと自分に合わせてオーダーメイドしていけばいいんだと私は考えています。
悲しみと虚しさを感じるなら、まずはゆっくりする時間を堪能しましょう。
人に優しくされると涙が溢れるほどに頑張ってきて、もう自分から動けないまでに一人で過ごしてきたんですよね。きっとたくさん甘えたい気持ちや頼りたい気持ちはあったと思います。
そしてまた、他の人も手を差し伸べたくてもmさんにどう差し伸べていいのか迷っていたかもしれません。それほどまでにmさんが一人で頑張ろうとしていたことを周りの方も見ていたんじゃないでしょうか?
いきなり周りを頼るのは難しいと思います。今までやってこなかったことを急にうまくやれる人はいませんよね。だからまずは優しくされたら嬉しいなと涙を流すことも、それほどまでに感動していることも「あ〜よかったなぁ」ってそのままの自分を認めていきませんか?
そして、寂しくなったら人が多い場所であったかいところ、(私が温泉好きというのもあるので、おすすめしちゃうんですが)温泉や銭湯なんかで、人がリラックスして体も緩む場所をみつけて「通う」くらいに、たくさん行ってみてもいいかもしれません。
ちなみに私のこちらのHPでは関西の温泉などをご紹介しているので、関西であれば参考にできますし、もし関西以外であっても同じ泉質を探してみよう!とか、銭湯料金で入れる温泉を探すヒントがあるかもしれません。
そんな風にまずは自分の今の時間の中にたくさんの「自分だけの小さな幸せを感じる時間」を増やしていきましょう。
そして話がしたい、聞いてほしいと思ったらぜひカウンセリングなどを使って、人と関わっていくことをやってみてくださいね!
疲れてしまってやる気が出ない自分を知らぬうちに責めていることは頑張り屋さんによくある傾向です。頑張ることが当たり前になってしまっているからこそ、怠けている、だらけていると、何かしなくちゃ!と奮い立たせてしまいますが、「真面目に休んでる」と思ってしっかりだらけてください!笑 休む際の真面目は少しだらけるような怠けるようなことを指しているんです。意外だと思いますが、真面目に休むことほど、だらけているものです!笑