【ココロノマルシェ】彼氏とは社内恋愛です。仕事では公私混同したくないけど難しくて困っています。
ココロノマルシェに寄せられたご相談
彼氏と同じ会社で働いています。
仕事は仕事、プライベートはプライベートで分けたい!
と思っているにもかかわらず、どうしても気持ちが抑えられません。
例えば、彼が女性社員のことを褒めると嫉妬してしまいます。
場合によっては「飲みにいかないで!」、「あの人(彼が褒める女性社員)嫌い」と彼に言ってしまうことも……。
他の人に彼をとられたくないと思ってしまい、付き合ってることを同じ会社の人に言ってしまったこともあり、彼からの信頼は無くなりました。
嫉妬するようになったのは、彼が、何度か女性社員と2人で朝帰りをしたことがキッカケです。
浮気はしていませんが、その女性社員のことを「可愛い」、「(異性として)有りか無しかで言うと有り」と言っていたらしく、とても傷つきました。
そのことが原因で喧嘩をしてから、彼が女性社員と2人で飲みに行くことは無くなりましたが、未だにその女性社員の話をされると、とても嫌な気持ちになります。
正直言うと、その女性社員の顔を見るだけで辛いです。
その人は何も悪くないのに「退職してしまえばいいのに」と思ってしまうほどです。
(彼には口が裂けても言えませんが……)
また、彼と付き合っていることを知っている先輩が、わざわざ私に余計な情報を伝えてきます。
例えば、
・macoさんの彼氏、〇〇さん(喧嘩の原因になった女性)のこと褒めてたよ
・「macoさんの彼氏って〇〇さん(喧嘩の原因になった女性)のこと好きだよね」って、他の部署の人も言ってた
・居酒屋で会った女性客にご飯ご馳走してるの見たよ。カッコつけてるなって思っちゃった
などなど……。
そんな話を聞いていると、とても辛いです。
不安になって彼にキツく当たってしまいます。
このままじゃ仕事にも影響が出ますし、どうにかしたいです。
私は何から手をつければいいのでしょうか。
まず自己肯定感をあげればいいのでしょうか?
それとも、余計な情報を流してくる先輩から距離を置くこと?
仕事も忙しいし、彼との関係も上手くいってないし、いつもイライラしちゃって疲れました。
どうか、私に助言をお願いいたします……!!
aoiさん
愛される価値のある自分を受け取り、与える側へシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか?
姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。
はじめまして!ゆかです。
社内恋愛って、恋愛に進むのにもまずドキドキしたり、なかなか踏み出せない中、お付き合いされているということで、それってとってもすごいことだと思うんです。
隠していても、バレるリスクをとってでも付き合っているので、彼もその辺りは無視していないと思うんですね。
ただ、恋愛の危機管理能力は女性の方が高いケースが多いので、女性から見ると、ほんとにわかってる?なんて思うことも多々あると思います。
そんな時に、社内の別の女性と二人で朝まで飲んでいたと聞けば、失望するし、悲しいし、寂しいし、女としてのプライドみたいなものを踏み躙られた気持ちになりますよね。
なんで?って気持ちがきっと何度も出てきたと思います。彼の姿を見かけるたび、その女性を見かけるたび、何度も傷ついた出来事を思い出してしまう、そんな日が何日も続いたりもしたかもしれません。
ただ、ここで今回こうした場でご相談されて、何をすべきかも分かっていらっしゃるようですので、改めて一緒に整理しながら、再度ご自身のことを見ていくお手伝いができればと思います。
男性心理について
私の経験や私の周りの経験から裏付けのあるお話になるので、もちろん一例という域は超えられないのですが、少し聞いてみてくださいね。
男性は、元々いつだってモテてたい!かっこいいと言われたい!っていう方が一定数いらっしゃいます。
それは、彼女がいる、奥様がいる、子供がいるなどに一切左右されません。
かっこいい!素敵!、そう言われることで、自分の自信を保ちたいというのが目的であることが多く、褒めてると必ずしもその褒めてくれる相手が気になるかというとそうでもなく、「モテててる俺」が好きなんだと思います。
なので、女の子の前でえぇかっこもするし、彼女がいるのに他の女の子と飲みに行くほどモテる俺でありたいし、なんせかっこいい(モテる)自分だいたいんです。
そして、それは社内に彼女がいても、奥様にバレバレの嘘をついても、変わらないのは、その行為に対して一緒にいる相手よりも自分にフォーカスが当たっているからなんですよね。
ただ、彼女や奥様となる方の立場からすると「ふざけるな」案件となりますよね!それは当然だと思います。
彼女の立場にある女性からすると、彼が相手に気があるないということより、彼女というパートナーを持っていながら何故他の女にモテるのが必要なのか?、ましてやその相手を可愛いとか言えるのか考えられないとも思います。
女性は、パートナーと一心同体とまでいかなくても、パートナーがいれば幸せ!パートナーの行動は私と彼の二人を軸にして構成されるべき!と考えやすい傾向もあり、より男性心理を「思考で理解できても、納得はいかない」のだろうと思います。
そこで先程のモテている!という実感により自信を持ちたい男性と、私がいるのに他の女からの賞賛が必要なの?私だけになれないの?と思う女性とのすれ違いが生まれらのだろうと思います。
実践編
さて、現状を冷静にみたところで、気持ちが「そうか!そういうものか!」と納得できるほど、単純な話ではないと思います。
なら、そこでどうするのか。
私は、彼のモテたい心理ってどこから来るのか?って言う答えを、うまく自己肯定感につなげ、いっそ私ほどのいい女がいて、他の女じゃ満足できなくなるわよ?と思えるくらい自信を持つための案件に変えてしまってはどうかなと思うんです。
少しハードなこの課題。
しかし、社内恋愛を物にできるaoiさんなら、チャレンジするのもいいのではないかと思うんですね。
彼がモテたい理由は、自信を持つことだとお伝えさせていただきました。
彼は自信を持ちたいわけですよね?何故かというと、「自信がないから」。ないから、ほしいわけです。
仕事で傷ついてるかもしれないし、彼女の愛情に不安があるかもしれません。
男性のデリケートさは、女性とは別物なので、よりややこしくなるのですが、意外にこういう「付き合ってる彼女が好きすぎて自分に自信が持てない」という男性もいらっしゃるんです。
それはどんなにかっこよくても、肩書きがあっても、自分に自信を持ってる部分がどこにあるかということに関わるので、全く関係ないんですよね。
そこで、他の女性に認めてもらうことで保っているその自信。
まずその少年のような彼を理解してみてください。
彼の中の、自信がなくオドオドしつつ、褒められたり、誰かの役に立つことで自信をつけようとしているまだ幼さの残る彼のことを、母性のような気持ちで優しくみてあげる。
なんで私が?調子乗るだけじゃないの?
っていう不安や不満がでてくるかも知れません。
彼が調子にのったら、叱るところはしっかり叱ってあげればいいと思うんです。そんなことしてると、女性は傷ついてしまうからダメよ!、あなたはそんな風にしなくても十分役に立ってるし素敵なのよ!と、いうべきことはしっかり伝えていいと思います。
その上で、揺るがない気持ちを彼に示し続ける。
それは、彼のためのように見えて、aoiさん自身が、aoiさんの「相手を想う気持ちにコミットする」ことなんですよね!
これは、自分を信じる、自分の気持ちを都度都度選んで行くということ。
この人とまだ付き合う?どうする?と決めていくことです。
先輩はどうする?
さて、ここまで触れずにきた先輩について、ここから触れていきますね。
先程の少しハードなチャレンジをしていると、先輩の言葉にも揺れない自分ができてきます。
好きだからいい。
そんなスタンスが見える女性にわざわざ好き好んで彼の動向を伝える理由がなくなるからです。
先輩は心配からかも知れないけれど、この子はどんなことがあっても彼が好きなんだな!と理解してくれれば、あーだこーだと言ってこなくなります。
ですが、最初のうちはとっても辛いし、ほんとに彼が好きなんだろうか?と弱ってる時に、先輩が来たりしてますます不安が募る、なんてこともあるかも知れません。
そんな時は、遠ざけてみてもいいと思います。
自分の気持ちを見つめるために、不要だと思えばその場から離れることもとても大切です。
先輩とは、仕事を続ける上で程よい距離を保ちたいなどもあるかもしれません。
直接的ではなくても、少し急ぎの仕事があるなどして話を聞かないようにするか、聞いても微笑んで終わらせる程度でいいかと思います。
まとめ
少しハードな私の提案。
まとめると以下のようになります。
- 彼についてはまだ自信が持てない少年の部分があることを認めてあげる。しかし、いいところも気をつけて欲しいところも、伝えることはちゃんと伝える。
- その中でaoiさん自身の相手への気持ちにコミットする。
- 先輩については最初のうちはやんわり遠ざけ、彼への気持ちや自分の愛情に自信が持てたら、自然と先輩との関係性も変わる。
とってもハードですが、何度もお伝えした通り、社内恋愛ってなかなかハードル高い恋愛スタイルだと思うんです。
それをちゃんと叶えていらっしゃるaoiさんなら、チャレンジしてみてもいいのではないかと思います。
そして、この提案はaoiさん自身の魅力もとっても輝きます。
だって、どんな自分をみても揺るがない彼女が真っ直ぐに愛情を示してくれるなんて、男性からすると手放せない女性なのではないでしょうか?
もちろん決めるのはaoiさんですが、まずはこんな案もあるよ!ということで、頭の隅にでも置いてみてくださいね!