【ココロノマルシェ】結婚ってなんだ?
ココロノマルシェに寄せられたご相談
こんにちは。
根本(裕幸)さんやお弟子さんのブログなどを読んで日々勉強させていただいています。
結婚して10年以上、ずーっとレスです(夫が拒否)。私は恋愛体質?なのかすぐ人を好きになってしまうので、結婚後も彼がいたりしました。
彼ができても離婚はあまり考えていなかったのですが(夫と彼を両立させたかった)、今は、私は夫と別れたいのかも?と思うこともあります。
元々とても人に気をつかう性格で、自己肯定感が低いために人の言う通りにしなくてはいけない、という強い思いがあり、夫といると先回りしてこれしなきゃ、あれしなきゃ、と考え疲れてしまいます。もちろんこれが好きな相手であれば楽しめるのですが、異性として見れない夫のことでそんなに気をつかうのは疲れるし、自分を大事にしたい、と思うと、1人になった方がいいのかな?と思うのです。
でも夫のことが憎いわけでもないし、普通に生活していていきなり離婚なんて、夫も驚くだろうなぁなどと考えているとどんどん時間がたってしまいます。決められないうちはそれ(離婚しないこと)が正しいのかななんて思って過ごしていますが、いやいやもっと自分の声を聞こう、私どうしたい?と考えると、「波風立てずにとりあえず別居したい」というのが本音です。
でも波風立てないなんて無理だし、いろいろと感謝しているので罪悪感もあります。
私は子供の頃から感情を出してこなかったことが最近わかりました。特にネガティブな感情を出すのが苦手で、そういう感情をあらわに出してくる人も苦手です。でも本当は情熱的な恋がしたいです。人を好きになると、大量の愛情表現をしますが、結局嫌われないように一生懸命になり、彼軸になり、疲弊してしまいます。
夫を男性として見ることはできないと思いますし、夫も私を女としては見てないと思います。側から見ると仲の良い夫婦だと思います。子供がいないのは、縁がなかったのね…と周りは思っているかもしれませんが、ただ、しなかったからできなかっただけです。今更ですが、私の理想の結婚生活とはほど遠いのです。離婚や別居をするならば、多分自然とその時がやってくると思っていますが、焦ってしまいます。毎日同じことをぐるぐる考えてしまう私にアドバイスいただければと思います。
イチゴさん
まずは自分。やっぱりここでも自分の気持ちなのではないかと思います。
姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。
イチゴさん、はじめまして。
ゆかといいます。
今回のお話を読んで、その昔私が旦那さんに言った言葉を思い出しました。
「しばらく別居したいから、部屋決めてきた。」
すっ飛んで帰ってきた旦那さんとたくさん話したのですが、その時の私の気持ちは
- 旦那のことは異性として好きかわからない。でも生活は嫌じゃない。
- ただ好きかわからない旦那のために自分の時間を割いてまで家事をするのは嫌。
- 今ならまだ30代だし、やり直して子供作ったりして、素敵なパートナーとやり直せるかも知れない。
- けど、一人かも知れないからそれは怖い。
つまり、今は満足してない、でも未来はわからないから、一度この人と離れたらこの人のことが実は好きかも知れないし、やっぱり一人最高!ってなるかも知れないし、やってみようかな。
そんな気持ちでした。
イチゴさんと似たようなところもあるのかな?と思います。もちろん、全て同じということもないかも知れませんが、私は現状が変わらないままでいるのが嫌だったので、部屋を決めて旦那さんに「出ていく」宣言をしたわけです。
イチゴさんは、きっと気を使うのも上手であれこれ先回りできるくらいなので、周りの人の「奥さんとは、こうあるべき」、「結婚してるならここまでできて当然」、そんな雰囲気を察して「既婚者としての振る舞い」に疲れてしまったのかなと思います。
理想の形を思い描いたことありますか?
旦那さんと彼を両立するというのは、とっても器用な証拠ですよね!
両方の相手に愛を与えられるくらい、愛情もたくさんお持ちなんだろうとも思います。
情熱的な恋をしたい!きっと、それがイチゴさんの今の心の声なんだろうと思うんです。
情熱的な恋をして、愛情表現もたっぷりなさるくらいなので、本当のイチゴさんは与えたい人なのかも知れません。
そして、ネガティブな感情を苦手とする繊細さもお待ちなんだろうと思います。
情熱的なエネルギーがネガティブな方に行くととても落ち込んでしまうなど、過去の経験があったのかもしれませんね。
そんな情熱的なイチゴさんの理想的な「一緒にいる」ってどんな感じをイメージされているのでしょう?
できれば2〜3年ではなく、10年、20年後なんかもイメージしながら、考えてみてくださいね!
もしくは、「そんなことどうでもいい!その時燃えた気持ちこそ全て!!」とおっしゃるのであれば、それもまた良しだと思います。
そして、それとは別で「結婚ってどんな風に感じてる?」っていうことも、考えてみてください。
- 結婚してるってどんなイメージ?
- 結婚してる女性とは?
- 結婚してる男性とは?
- 結婚とは?
と、たくさんイメージしてみてください。
そしてその、結婚というイメージの中に、「一緒に住む」や、「一緒に過ごす」などが出てきたら、
先程の「一緒にいる」という言葉のイメージと合わせてみてください。
例えば「一緒にいる」って、「好きなことしててそれぞれに熱中してるけど、同じ部屋にいる」
かも知れないし、「何してるかは言うけど朝と夜以外は、家を出てそれぞれに好きなことをしていて、同じ家に帰ること」かも知れない。
そうやって一つずつ見ていくと、全体のもつ言葉の意味が変わっているかもしれません。
結婚とは、「婚姻届を出して、一緒にいる男女」なら、この「一緒」という言葉のイメージが
「何してるかは言うけど朝と夜以外は、家を出てそれぞれに好きなことをしている」だった場合、
結婚とは「婚姻届を出して、何してるかは言うけど朝と夜以外は、家を出てそれぞれに好きなことをしていて、同じ家に帰る男女」かもしれない。
そうやって、結婚のイメージを見直した後、旦那さんとどんな関係になりたいか、考えてみてもいいのではないかと思います。
自分はこんな風にしたい、そう話すといいですよ!というのは、言葉で言うほど簡単ではないこともあります。
まずは自分の気持ちや理想を言語化すること、それから始めても遅くないと思います。
そしてこれは、次の恋愛に進むことになったとしても、自分の望んでいることが分かっているので、パートナー選びの時の指針になったりします。
まずはご自身の気持ちを大切に汲み上げてみてくださいね!