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ココロノマルシェ

【ココロノマルシェ】男性(上司)への苦手意識

yukanee

ココロノマルシェに寄せられたご相談

現在30代女性のおもちと申します。

今回、初めて投稿します。
1年ほど前、約10年働いた職場を退職しました。
原因は過労で体調を崩し1年休職したのですが、復職時に男性上司から「復職なんて信じられない。普通転職するだろ」と言われ、会社もこの上司を守る体制だったため、ここにいても仕方ないと思ったからです。
また、過労を訴えたにもかかわらず対応してくれなかった男性上司は何事もなく昇進しており、上司の男性同士のつながりで私だけ追放されたような気持ちでの退職でした。
同期・後輩やパートのおばさまたちとは仲良くやっていて職場には愛着があったし、褒めてもらえると思ってひとりで頑張って、私はバカだったな~と泣きました。

1年ほど無気力で過ごし、なんとかしなくてはと行き始めた職業訓練校も先月終わってしまったため、転職活動をしています。ですが、就職への憂鬱さが晴れません。

これまで2件面接に行けたのですが、
1社目は興味のある業界で男性が多い職場でしたが、なんとか3次の役員面接に行けました。4人の男性役員でしたが、面接中にも自分を好意的に見てもらえてないと感じ、案の定面接は15分で終わり不採用。

男性が多い職場だと自分が出せないかな、と思い、それならと次は女性が99%の職場で面接。
ですが、直属の上司になる人がおそらく女性から男性に変わったトランスの方で、初出からかなり態度が悪く、面接の終了時にも下を向いて座ったままで挨拶なし。他の女性社員の方はみなさん丁寧だったため、面接まで進み、私の事を攻撃する人(自分の中では男性のイメージ)が居ない職場でのびのび働ける♪と期待してしまった分、まさかの展開にショックを受けております。(内定が出ても出なくても選ばない方がよいと判断しています)

どこで働くにしても上司は男性の場合が多いと思うのですが、前職や転職活動を通して男性(上司)に対して苦手意識を持ってしまい、これからやっていけるのかな……と不安になっております。

家庭環境ですが、母親はバリキャリで高い役職に就きガンガン働いており、父親はのんびりした性格をしています。私もどちらかというとのんびりしていますが、幼いころから母親と比べられているような気がしており、いつも自信が持てない感じです。
また、これはまた別の大きな悩みなのですが、彼氏が欲しいと思っているのですが居たことがないです(……)私の事を理解してくれる男性はいない、と思っている所があります。

元の職場の男性上司を許すことが必要だと思うのですが、ふとした時に怒りを感じます。
また男性と言っても色んな方がいるとはわかっているのですが、私は男性に好かれないという固定概念があるのかなと思っています。
質問がとっちらかってしまい申し訳ありません。
これから生きやすく考えられるアドバイスを頂けましたら幸いです。

おもちさん

男性に絞らずに「権威」という視点で見てみるとこんな風にも見えてくるんです。

ゆか姐
ゆか姐

姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。

おもちさんは現在の体調はいかがでしょうか?過労で倒れてしまうほどの頑張り屋さんということなので、他でも色々無理を重ねたりしていないでしょうか?

まずはご自身の体調を優先して、しっかりと気持の上でもお休みをとってくださいね。

一年無気力で過ごしたということを書いていらっしゃいますが、ぼんやりしていても色々頭の中では考え事があったり、職業訓練に通っていらっしゃったりしていたので、まずは「自分を大切に扱う方法をたくさん持つ」ということも、ぜひこの機会に手にしてみるといいかもしれません。

さて、今回は「男性の上司への苦手意識」ということでご相談いただいておりますが、私がお伝えすることは「男性」にフォーカスしたお話とは少し違っています。

なぜ?

という疑問についても一緒に説明していきますので、最後まで読んでみてくださいね。

褒めて欲しかったのは「誰に」でしょうか?

おもちさんはこれまでの仕事について、同期の方やパートの方々ともうまくやって職場に愛着もお持ちだったんですよね。そういう場を辞めざるを得ない時というのはとっても辛いし、ショックだったと思います。

「褒めてもらえると思って一人で頑張ってきた」

これは職場が好きで、そこに認めてほしい、ここの一員として役に立ちたい!そんなお気持ちが表れている一言だと思います。

それほどまでに頑張ったのは「誰に」褒めて欲しかったんでしょう?一度少し考えてみてもいいかもしれません。

  • 誰にどんな風に褒めて欲しかったのか?
  • 誰に言われると一番嬉しいと感じて頑張ってきたのか。

会社の男性上司でしょうか?それとももっと前にこの人に認めて欲しかった、そう思うお相手が浮かぶでしょうか?

今回の件だけをみると、確かに男性上司が部下の管理を怠っているにも関わらず、昇格していくことなどから、「こいつのせいで!!」という気持ちになってしまうことも理解できます。

ただ、この男性上司に対しての気持ちについては、過去同じような気持ちをお持ちだったのではないか?と思います。

それが書いていただいている家庭環境なんですね。

家庭環境というのは人間関係の基礎や土台を作る場所として影響が後々まで響いているケースは少なくありません。ここでおもちさんが書いてくださっている家庭環境の何がどんな風に影響しているのかをみていきましょう。

男性に男性を投影するだけではないんです。

男性についてですが、彼氏ができないことなどから「男性に自分は選ばれない」という気持ちをお持ちとのこと。

ただ、男性上司だから男性への気持ちだけを投影するわけではないんです。

ここについては2社目の面接もまた同様に性別がとくに意味を持たないことがわかるかと思います。会社で能力を発揮するタイプの人は男性性が高いことが多いので、実際に面接をされた方がトランスジェンダーの方かどうかが大切なのではなく、その方に何を感じたか?が大切になります。

男性上司に対して自分が何かと同じものを感じるなと思えば、性別年齢など関係なく「そこで感じたもの」について私たちは過去の感情を紐づけてしまうことがあります。

では今回のおもちさんの場合、男性上司にどんな象徴を感じたのでしょう?

「褒めて欲しい」という言葉はおそらく、仕事であれば上司だったのではないでしょうか?つまり「権力」ですよね。上司は部下に対して権威や権力の対象になりやすいです(もちろん、これだけではありませんが、今回は褒めて欲しいという言葉からも、権威ある人に認めてもらいたいという気持ちがあったことから、権威や権力と見ていいと思います)。

その対象から頑張っても認められない、わかってもらえないという気持ちは家庭環境の中では、「おもちさんの母親」が権威権力の象徴であり、またその母と自分を比べ「母にはなれない」と感じている気持ちが「権威権力の象徴の母に認めてもらえない」、またはそれを父が比べていると感じていれば「母のようになれない私は愛されない」と感じたのかもしれません。

私たちの初めての失恋は「異性の親」だと言われているんです。

「大きくなったらお父さんのお嫁さんになる!」

「僕が大きくなったらお母さんを守ってあげる!」

そんなドラマや本などでも見たことがあるような言葉は、子供心に親を助けたい、愛されたいという気持の表れでもあるんですよね。

でもそこに登場する最大のライバルが同性の親であり、私たちはそこで失恋をするわけです。

その時に「自分は母親に負けた」と感じてしまう気持ちが強い分、母親が象徴するものを持つ人に苦手意識や「この人には敵わない」という気持ちを投影してしまいます。

つまり今回のおもちさんのお母様の場合で言うと「バリキャリで高い役職につきガンガン働く人」となります。まだまだ女性の役員や役職を持って働く人の数が少ない中でそのように活躍されていたお母様は、すごく仕事ができる方だと思いますし、もしかするとその分、家のことも手を抜かない方だったのかもしれません。

そんな完璧で偉大な同性の親となれば、幼い自分がどう太刀打ちしても敵わないと思ってしまっても無理はないと思います。

もしかすると社会に出れば出るほど、母の偉大さを肌感覚で知ることになり、なおのこと「もっと頑張らないと自分は認めてもらえないのではないか?」そんな風におもちさんご自身を知らず知らずのうちに追い込んでしまっていたのかもしれません。

認めて欲しい気持ちを誰かに認めてもらうことで埋めるのではなく、自分で認めていく強さを一緒に育てていきませんか?

さて、ここで冒頭の認めて欲しい相手というのがなんとなくおもちさんの中にも浮かんできたかなぁと思います。

おそらくおもちさんは、母親の偉大さに追いつけるように頑張っている自分自身のことをご両親に認めて欲しいと思っていたのではないでしょうか?

ここで大切なのは「本当に両親が自分を認めてくれるか?」ではなく、「自分が自分をどれだけ認めているか?」になります。

両親が認めてくれたら、もっと私が会社で認めてもらえたら、という気持ちは「子供の頃の依存心」の名残のようなもの。もちろんこれも大切な感情ではありますが、これだと「誰かが私を認めてくれるから私が自分を認められる」という他人軸から抜けることはありません。

他人に認めてもらうために「自分の限界を超えて頑張る」という過労のパターンを繰り返しやすくなります。

せっかく今こうして気づいたのであれば、その「誰かに認めてもらいたい」という気持ちを「自分が認めている自分だから問題ない」という自分軸に変えていきませんか?

ここで大切なのが最初にも書かせていただいた「自分の楽しみや自分を優先する」という「自分を大切に扱う方法をたくさん知ること」となります。

頑張り屋さんで誰かのために一生懸命になれるその力を自分のために注いであげる、そんなイメージです。

彼氏の問題についても、自分が自分を好きでいるということは彼軸ではなく自分軸での恋愛となっていくので、パートナーシップにもいい影響が出ますし、いい感じの方が出てきた時にも「こんな私は選ばれるわけがない」という気持ちから「私はこういう人だけど、あなたと合うといいな」というスタンスに変わるので、恋愛自体へのモチベーションも変わってくると思います。

最初はサポートをつけてやってみて!

こんな風にお伝えすると「よし!じゃぁ自分を大事にする!!」と思って「自分一人でなんとかすればいい!やれる!!」って頑張ってしまいたくなるのですが、それがすでに「本当に自分を大切にしているか?」には気をつけてみていただきたいところです。

自分を認めて欲しいという気持ちがある中で、まずじゃぁ自分が認めればいいのね!と思うことは簡単なのですが、実際は我慢を使ってどこかで「もう無理!!」と依存心が抑えきれなくなってしまったり、ベースを変えずに上辺だけを「自分を大切にしてるからこれでいい」と進んでしまって「結局前とあんまり変わらない・・」と感じることになりやすいので、ここはまずカウンセラーなどに伴走してもらいながら、進んでいく方が変化は早くなると思います。

元々おもちさんのように頑張り屋さんは方向性が決まると進むパワーはとっても大きくて変化が早いタイプだからこそ、ポイントやペース配分を見てくれる伴走者が重要になってくるんです。

また一人で頑張るという部分も手放して、文字通りみんなで一緒に進んでいくということについても、伴走者と一緒に走っていくことでその感覚が掴みやすくなるので、そこについての恐れを小さくすることも可能になると思います。

自分で自分を認めるには「頑張る」より、「受け入れる」「受け取る」ということが大切になってきます。

だからこそ、サポートや伴走者の言葉や愛を受け取りながら進む方がおすすめです。

ゆか姐
ゆか姐

男性上司への怒りがおさまらない!!というときは、ノートに書き殴るお恨み帳などもおすすめです!自分の怒りを安全に出すという方法を持っていると、その後の怒りについての付き合い方も変わっていきますよ!

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