【ココロノマルシェ】どうやって感情的に理解すればいいのでしょうか

ココロノマルシェに寄せられたご相談

普段はお友達には「感情で理解する」ってこと、やってませんか？

ゆか姐

姐さんカウンセラーの根本　ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。

例えば友達から「こないだ最悪なことがあってさぁ・・」と話題が出てきた時、「へ〜」って聞き流してるってこと、していないと思うんです。

「えぇ〜！？そんなことされたの！？めっちゃ最悪！！そんなのありえないよね！！」って話を聞いてあげたり、時に気持ちを共有していらっしゃると思います。なので、「感情で理解する」ってこと自体は感覚では、すでにやっていらっしゃると思います。

今回のご相談でいうと「父親に対して」の感情の理解が難しいと感じていっラシャるのではないか？と思いますので、「身近な人」「家族」への感情の理解が追いつかないことについてお話しさせていただきますね。

愛犬を思えばこそ、父に腹がたつ！！って思っているけど、本当はそもそも腹がたつのが先だとしたらなんででしょう？

いきなりややこしいお話から始まったなぁ〜って感じでもあるのですが、心理学には「実はその感情が先でそれを感じたくて行動している」と言う考え方があるんです。

今回の愛犬に与えてはいけないものを与える父を見て「どうしてそんなことができるんだ！！愛犬がかわいくないのか！！自分勝手な行動ばっかりして！！」と苛立ちを感じたと思うのですが、もし「怒りたい」のが先だとしたら、どうしてなんだと思いますか？

もし思い浮かぶものがあれば、ノートや紙に書き出してみてもいいと思います。

• 最近思うようにいかないことがあった
• 学校や職場でイラっとくることがあったが、それを出せる環境じゃなかった
• たまたま知ったニュースを見て、腹が立った
• 友達に何度行ってもLINEの返信が遅い人がいて毎度本当はイライラしている

などなど、実はイライラしていたのに、それを出すところがなかったものってなかったでしょうか？

身近な人や家族だからこそ「わかってほしい」と言う気持ちが先行する。

そういうイライラが先にあったとしたら、父のちょっとしたことに「もう！！やめてよ！！」って言いたくなると思いませんか？

ちょっとしたことじゃなくても、「これくらい怒っても、家族だからわかってくれるよね」「私がイライラする理由は間違っていないでしょ？」と言う気持ちをぶつけやすくなってしまうんですね。

なので、実は家族を感情的に理解しようと思うと「家族に甘えてしまう私」を知っておく必要があると思います。

自分と同じ、一人の人として家族を見つめ直す。

せいさんはまだ「いや、でも愛犬がその食べたらいけないもので体調崩したりする方が良くないことじゃないですか！」って言いたくなることもあると思います。

そこはもちろんそうなんですが、一人の人として父親を見つめた場合、同じようにせいさんはいうでしょうか？

• バイト先や職場の上司だったら。
• 部活の先輩だったら。
• 学校の先生だったら。

そんな風に、父親と同じくらいの年代の方が家で愛犬にだけ心を許して癒しを求めているとしたら、同じように「あげちゃいけないもの、あげてるんですか？」って言うでしょうか？

その部分はきっと「大変なんですね・・・でもそれはちょっと犬には上げない方がいいですけど、もう少しなんか面白いこと探すのはどうですか？最近私、これにハマってて、おすすめですよ！」とか、もう少し優しい目線で見つめたり、面白いことを提案してあげたりしないでしょうか？

父親との関係性を見直していらっしゃると言うことなので、まずは「ふうん」とそんなものかなぁって思いながら読んでいただければいいのですが、全く同じ年代の男性の人にだったら自分はなんて言うかなぁ？と考える瞬間を少しずつ持ち始めると、感情で理解すると言うことも「もしかしてこう言うことかもなぁ」と見えてくると思います。

そして、見えてきたら「自分が与えられる価値」にも注目していけるといいですよね。

「ちょっと！！やめてって言ってるでしょ！！」っていうことでも、父親は「与えられているものを感じ取っている」場合もあるのですが、できればもっと素敵なコミュニケーションを取れる場として、関係性を見直していけると、他の人に対しても自分が与えられる価値を意識しながらコミュニケーションが取れていくので、さらに楽にさらに楽しいコミュニケーションへ変化していくと思います。

宜しければ参考にしてみてくださいね。

ゆか姐

父親との関係性についてはカウンセリングをお使いですか？自分で見直していくことももちろんですが、お茶会などでカウンセラーと直にお話ししていくとより深まったり、より早く変化を感じられると思いますよ。