【北白川天然ラジウム温泉 えいざん京】そっと包んでくれるような優しい温泉。
今回は私のおすすめ温泉ということで、京都府の天然ラジウム温泉 えいざん京さんの日帰り温泉をご紹介します!
温泉は温まると知っていても泉質や、雰囲気、いろいろと好みが分かれるものもあったりしますので、こちらの記事ではゆか姐の好みの温泉をご紹介!私は熱すぎる、濃すぎる(湯が強い)のは少し苦手なので、ぬるめや柔らかい温泉をお勧めすることが多いかと思います。
温泉に行ってみようかな。。と思ってもなかなかどこがいいかわからないという場合に参考にしてみてくださいね!
こちらのラジウム温泉は京都府の中でも少し山の方、名前の通り比叡山の近くとなリます。免許をとっていない私は公共交通機関を使って温泉に行くのですが、今回はなかなかに遠かった…。
ラジウム温泉で有名なのは秋田県らしいのですが、関西にも天然ラジウム温泉があると言うことで探すとこちらと不動温泉が出てきます(お近くの温泉)。
当初こちらを地図アプリに設定して、JR京都駅から満員のバスに乗り、途中東山三条でバスを乗り換えて向かったこちらの温泉。
バス停を降りて目の前にあるのがこの「えいざん京」さんだったので、「ここだ!」といつものはやとちりをした私。入って「え・・?写真よりすんごくいいんだけど・・改装でもしたのかな?」とまだ場所を間違えていることに気づかずそのまま会計もし、お風呂も入り「え〜、泊まりたい・・・」って思った時に始めて「あ!別の場所じゃん!」って気づく緩みっぷり笑。
疲れてたんです・・。
だって温泉探すくらいなんだもの・・。
そりゃそうじゃん・・・・笑。
と自分を慰めつつ、パッときてぱっと泊まれる金額ではなくむしろ「あ〜こういうお宿はいづれちゃんと泊まりに来たいなぁ」って思える場所だったので、改めて「泊まるぞ!」と目標ができました。
ラジウム温泉とは、「ラドン」という放射物質を含む温泉のことなのですが、その含有量の違いで「ラジウム温泉」と「ラドン温泉」とに分かれるようです。
そんなうっかりしていながらも、綺麗で自分の体に合う温泉を引き当てるあたり、私やるな・・・と思うのですが笑、ドアを開ける時からこの暖炉がガラス戸から見えていて、「え〜!めっちゃ綺麗じゃ〜〜ん!楽しみすぎる〜!」ってテンションが一気に上がりました。
写真の角度はもう受付終えて、お風呂に向かうところから撮ったのですが、暖炉の正面がガラス戸の入り口になっており、そちらから暖炉向きに入ると左手にはこんな感じのソファーもあって素敵!
関西の方はなんとなくイメージできると思うのですが、京都の冬は底冷えと言ってほんとに寒い!でも山の方(この比叡山の方)はさらに寒い!!
なのでこの薪ストーブに火が入るとどんな感じか、今からワクワクするんですが、その頃公共交通機関でここに来れるんでしょうか・・?(今回は比叡山がオンシーズンのためバスが運行。オフシーズンは・・?と即座に頭に浮かんだ私です・・・)
こちらで日帰り温泉代をお支払いします。こちらの取り扱いは現金のみ。ここでも当初行く予定だった温泉の値段と変わっていたので、「あ〜改築で値上げしたんだ〜」って勝手に思ってた・・。全く気づかず笑。
先ほどの受付を済ませると階段で2階の温泉と休憩室に向かいます。
目の前にこちらの食堂が見えます。こちらの食堂でお食事とお風呂をいただけるプランもあるようで、お食事に使うお水も飲泉なんだそう。それもいいなぁと思いつつも、いや〜でも食べて温泉入ったら寝たいかも、とやっぱり泊まりたくなった私。
食堂も素敵〜!と横目に進むと休憩室が見えてきます。
左手側が食堂、その前のこのブースも休憩エリアとなります。食堂奥も休憩室ですが、休憩している方がいらしたので写真は撮っていません。(中の写真についてはお店の方に許可をいただいております。)
マッサージチェアーは15分300円だったのですが、温泉が良かったので今回は使用せず。
さらに進むと女湯が出てくるのですが、このほぼ目の前くらいに飲泉エリアがあり、5リットルまでは持って帰るのも可能だそうでした。ラジウム温泉はガンに効くと言われていることもあり、こちらでもたくさん持って帰っている方がいたので写真はありません。
中は脱衣エリアですがこちらは温泉宿と言うこともあり、ロッカーはなく、貴重品のみロッカーに入れてあとは脱衣かごに入れるスタイル。貴重品ロッカーは少し大きめなので、カバン1つくらいは入ります。100円玉で鍵をかけるスタイル。(これは黒湯で経験してたから今回も100円玉はしっかり持参!)
湯船は二つあり、二つとも温泉のようですが入ってすぐ右側に戸締りしてある温泉がラジウム温泉。
ラジウムは気化して湯気にも含まれ、皮膚からは10%程度しか吸収できませんが、肺からは90%吸収できるんだとか!なので、窓は閉め切っており、湯気が逃げないようにされています。
私が入った時、この浴槽がたまたま一人で浸かった瞬間「わぁ〜!!!!これいい!!」ってなるくらいお湯が柔らかくて、ぬるめでふわぁ〜っと緩めてくれるような温泉。
疲れていたんで温泉に来たんですが、自然と顔がほころぶほど、お湯が自分に「合う」って言うのがはっきりするくらい、気持ちよかった!ラジウム効果というよりは、お水自体がすごく柔らかくてスルスル体に入るんです(飲泉)。
私が浸かっていると、常連さんが「こんにちわ」って声をかけて入ってこられて、お話ししてると、「しっかり吸い込んだ方がいいよ!」「外の飲泉をペットボトルに入れて、湯気の中で休憩しながら入るといいよ」と色々教えてくださいました。
私、温泉行く時は水分補給にマイ水筒を持っていくのですが、その日は「もうそんなに暑くなくなったし、小さめでいいか!」と小さくしたのをちょっと恨みました笑。
でもそれをコップか?!ってくらい飲泉はたくさん飲みました。ほんとお水自体が柔らかいからら、飲みやすい!味もほぼないし、少し土っぽさを感じるけど、山の湧き水をイメージしてもらうといいかなと思います。
ゆっくり浸かって汗をかいては飲泉を飲んで少し休憩、と繰り返し入っていると本当に体もほかほかしてきて、気持ちよかったです。気づけば最初は40分ほど湯船から出なくても、湯気の籠る浴槽の中で入り続けられたので、相当柔らかい温泉だと思います。
常連さんのお話でも、ラジウム温泉でも温泉が強いと長いことは言っていられないけど、ここは柔らかいからずーっと入っていても湯当たりしないと仰っていて、温泉の湯気も温度も弱い私も本当に入りやすい温泉でした!
ゆっくり使ったあと、休憩室に行くtみなさんパジャマのようなリラックスできる服で重い思いの時間を過ごしていて、「なるほど。。。今度は休憩室用のワンピース持ってこよ」って学んだ私。(行きたい方はゆるい湯上がり服持参で是非!)
このまま泊まれたらいうことないな〜。お部屋で一度寝て、それからまた寝る前に温泉入って、朝また入れたらいいのになあ〜!!!泊まりたい!!となってこの時初めて「あれ?地図アプリの現在地ズレてる・・・」って気づいた私。笑
一泊の値段を確認し、帰りのバスの時間を思い出したので、すんなり帰りました笑。
でもいつか泊まりたいなぁ〜!って思えたから、まずはその気持ちを持ちながらオンシーズン中にもう一度行きたいなぁ。
運転できる方だと、飲泉を積んで帰れるので、もう少し行きやすいかなとは思いますが、公共交通機関だと帰りにせっかくほぐれたところに、何リットルも持って帰るのはちょっと辛いと思うので、ゆっくりここで入ったり飲んだりして過ごすのをメインにするのがいいかも!
時間の縛りはないので、ゆったりした時間を過ごせると思います。ほんといいお湯でした!
日帰り温泉
入浴時間:11:00~17:45(最終受付17:00)
入浴料金:大人 1580円 (入湯税込)
小学生 800円
幼児(0歳〜) 500円
HP:http://www.radium-onsen.com/