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【ココロノマルシェ】他人軸から自分軸に変わる

yukanee

ココロノマルシェに寄せられたご相談

初めまして。旦那が他人軸から自分軸に変わったという理由で、私と離婚したいと言うようになりました。
私と旦那は同い年の27歳で、マッチングアプリで出会い交際1年記念日に入籍しました。
今年の3月旦那からプロポーズしていただき、6月に入籍したばかりです。
プロポーズ前に別れたいというお話が一度ありました。その際には、話し合いの上「お互い寄り添い合おう、思ったことは溜め込まずに言う」というお話で終わりました。
その後プロポーズしていただき、プロポーズの報告を両親にして、両家顔合わせも行いました。
私はこの時点で、別れ話はあったものの
私と向き合うことを決めてくれたのだなと思うと同時にとても幸せでした。私自身もこの人と一生一緒にいることを覚悟しました。
結婚式場(日程)も決まり、保険も夫婦として加入し、何においてもとんとん拍子で進み順調でした。
しかしある日、もう一度別れたいと言われました。結婚する気なかった、籍入れたのは間違ってたと言われました。理由を聞くと、
「母に言われたから結婚した。今まで母の言う通りに生きてきたけど、他人軸から自分軸で考えるようになったから、結婚は自分の意思ではなく
他人軸での結婚だった。その他人軸で決めた結婚という事実を無かったことにしたいし、これからは自分軸で生きたいから別れて欲しい」とのことでした。私の事は嫌いではないし、私がどうのこうのというより、旦那自身が変わったから別れて欲しいと旦那本人が言ってました。
私が何故結婚したのか無責任すぎないかと問うたところ、
「なんでだろうか、母に言われたから?結婚の責任って何?」と言ってました。
何故プロポーズしたの?プロポーズを先延ばすこともできたし、プロポーズしたとしても籍はまだ入れないという選択肢もできたのに何故とんとん拍子でいろいろ進めたの?決めたの?と聞くと
「ああ、先延ばすこともできたのか、何も考えずに、籍を6月に入れるなら3月くらいにプロポーズして〜、その後は式場決めて〜しか考えてなかった。その手があったのか〜。」と答えてました。
また、今の結婚生活が旦那にとってマイナスで離婚したらゼロに戻ると言われた為、結婚して良かった事はないのか?と質問すると、
「結婚して他人軸から自分軸になれた」といわれたので、「自分軸になれることはいい事だと思うけど、それによって私と別れたいというのは自分勝手ではない?私の結婚生活はあなたの他人軸から自分軸になるための踏み台にされたというとこですか?私の人生バカにしてない?」ときくと、「結婚したのはほんとにごめん。(鼻で笑いながら)
踏み台にしたのかなあ?」と言われました。

そして、一昨日、
もう時期出て行こうと思う、日にちとかは決めてないけど。と言われました。

私としては理由に納得できたら別れる決断ができますが、自分に大きい否がないが故に納得できませんし、別れたくないです。納得できないまま別れたところでお互い成長は無いでしょうし、私も欠点はありますが、お互い話し合い補い合い寄り添いあって行きたいと思ってます。夫婦でぶつかることは結婚生活あると思っていて、ただ私達はぶつかるタイミングが早くきただけだと思ってます。旦那が自分軸になることはとてもいい事だと思ってますが、今の旦那はどちらかというと自分勝手で、自分軸を捉え違いしてるように思います。

私の両親、旦那の両親共状況は知ってます。
旦那の態度に両親とも腹を立て、呆れてます。
また、私が第三者に現状を伝えた場合でも、
旦那が第三者に伝えたい場合でも
旦那は何言ってるんだと旦那が悪いと言われます。
私は旦那のいいところも沢山知ってます。
夫婦関係を続けていくにはどうしたら良いでしょうか。
アドバイスお願いしたいです。

読みづらい長文で申し訳ございません。
よろしくお願いします。

かさん

まずは「自分はどうしたい?」って気持ちは確認しましたか?

ゆか姐
ゆか姐

姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。

ご相談をお送りいただき、ありがとうございます。

ご相談を読ませていただいて、かさん自身が「どうして別れたくないのか?」という理由について、「否がないから」という理由以外の部分もお聞きしてみたいなと思ったんです。

かさんは普段から、すごく怒りがあっても抑えてしまうことってないでしょうか?

あれこれ理由が浮かんで、「まぁそんなこと言っても仕方ないし。」「こうすればこうなるんだから、結果はやらなくてもわかってるじゃん。」とあれこれ頭の中で組み立てて予想したりしていませんか?

思考的と言われるタイプの方は、どうしたいか?よりもどうなりたいか?の方があれこれイメージしやすいんだと思うんです。

どうなりたいから、そのためにはこうする方がいいだろうな、そんな風に考えたりして、それを実行に移す能力も高いと思います。

ただ、感情を感じてそれを言葉にして伝える機会がそれだとすごく少なくなりやすいので、それ自体に気づきづらい場合もあります。

まず自分がどう感じているのか?ということから見ていきませんか?

お恨み帳に自分の感情のままに怒りを出してみませんか?

かさんは普段から怒りを出すということはできている方だと感じているでしょうか?

自分では言いたいこと言えてる方だし、そもそもそんな怒りすら感じる出来事ってないなって思っている方でしょうか?

カウンセリングだとお話ししているお姿や、その時の雰囲気なんかも含めて「あれ?今気持ちを話せているかな?」と声や姿からも見る場合はあるのですが、文字だけだとわからないこともあるので、もしよかったら振り返って「私は普段怒りをどんな風に感じているかな?」と心に向き合ってみてください。

イライラしたらつい甘いもの食べて自分の機嫌とったら終わりにしてるなとか、腹がたつ!!って思ったとしてもまぁ相手も言い分があるんだろうと冷静に考える癖があるなとか、怒りを出すことで得る不利益なことに目を向けやすくて、怒りを出してスッキリするっていうことも子供時代くらいでしかイメージつかないなとか、色々出てきたら、それも含めて思い出してみてください。

怒りを感じたくない、感じるのが苦手っていう方は多いんですが、怒りは感情の蓋という言葉もあるんです。

怒りの下にはまた別の感情があるかもしれません。

目的で動くことも大事なことですが、感情面のエネルギーも大きくて無視できないものなんです。

現実的なことを動かすとき、「ゴール設定する方がうまくいく」イメージがある方も多いと思います。

ダイエット、恋愛、結婚、収入、昇格、いろんなゴールがあって、それを設定したら逆算してどうアプローチしていくのがいいか?というのもすごく大切なプロセスの一つですよね。

まずゴールが数値化できるものであれば、期間を設定して、いつまでにどの数値に持っていくのか?と考えてみたり、結婚やパートナーを作るということであれば、どんな人がいいか、いつまでにしたいか?など、条件を可視化したりしてやっていくことで、自分はどんな人を望んでいて、何を得たいのか?がはっきりするので、進めやすいと感じる方も多いと思います。

ただそこで原動力となるのが実は感情や感覚などの、「感じたこと」のエネルギーだと思うんです。

冬の寒い日に周りは恋人同士で遊びにきている人が多い中、自分は辛い仕事をしているときに、寂しさを強烈に感じたら、「やっぱり私、パートナーが欲しい!!」って思うかもしれません。

最近買い物に行ってもピンとこなかったのに、フラッと入ったお店で一目惚れするような服に出会えたのに、お金が高くて買えそうもないと思ったら、「よし!!仕事頑張ってあの服、絶対買おう!」って思えるかもしれません。

そんな風に感情の持つエネルギーを原動力にして、そこから「どうしたいのか?」を道筋を作ってやっていくことって、意外とすんなりやっていることってたくさんあったりします。

でもそこに痛みがあったり恐れがあると、人はみないようにスルーしちゃうことがあります。

傷ついた。本当は辛かった。寂しかった。怖かった。

そういう気持ちを感じた時に、もう二度とこんな気持ちを味わいたくない、そんな風に思いますよね。

そして同じようなケースに遭遇した時、「これは前回も痛い目を見たら、もう同じ轍は踏みたくない!」と回避しようとしたり、もしくは「前回はここで間違えたから、ここまではいけるけど、この先のパターンを変えてみたら次はうまくいくかもしれない!」なんて、私たちは無意識に思考的に考えようとすることがあります。

その時の感情を感じたくない。

そう思うからこその防衛反応なのですが、それが自分の感じている気持ちについて「見えなくさせる」という時もあるんです。

その一つに怒りを使うこともあるし、怒りを出すことも抑圧してしまうと「怒ってもいないし、ただ無駄だなって思うだけ。」なんて冷静に考えだしたりします。

だから一度、怒るってことをやってみてもいいんです。

人に怒りを向けるのではなく、ノートや掃除、カラオケで心情に合う歌を歌い上げるなんてのもいいのですが、そうやって怒りのエネルギーを持って、その下の感情に近づいていくっていうこともできるんですね。

なので、かさんは一度「どうなりたいか?」を考えるのではなく、「今の自分の感情がどう感じているのか?」を感じてみる方に向いてみませんか?そこから夫への思い、自分の気持ち、いろんなものが感じられるかもしれません。

一人でやると少し気持ちの整理としての時間はかかるかもしれません。そんな時はぜひサポートを受け、カウンセリングなどを利用しながら自分の気持ちを自分が納得いくまで感じてみるということをやってみてくださいね。

ゆか姐
ゆか姐

怒り自体を禁止していたり、抑圧しているとその下の感情にはなかなか自分自身では「ある」と感じられないこともあります。だからこそ、安全に出せる場所を持っておくことはすごく大切。怒りを扱えるようになるには、怒りを抑えるのではなく安全に出せる場所を持つことの方がうまくいくんです。

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