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【ココロノマルシェ】いい子をしてきたから?人生設計に困ってます。

yukanee

ココロノマルシェに寄せられたご相談

いつもカウンセラーさんの回答に、勇気をもらっています。ありがとうございます!

現在35歳。これからの人生をどんな風に生きていきたいのかがわからなくなってしまいました。
学生時代はその年齢になれば進学し、大学卒義とともに就職。周りの流れに乗って進んでいけばよかった。でも、その先はどうするの?ということが考えられていないことにはたと気付き、婚活の末、結婚することができました。
ここ数年は、どうにか結婚したいという思いで行動していたので、それを達成した今、またこれから先どうしていきたいのかがわからなくて、モヤモヤし始めて困っています。

親の顔色を伺い、いい子をしてきた自覚があります。親と同じような人生を進むものと思い込んいたのですが、でも、結果的に選択していることは全く違うので、自分の中で理想が描けず困ってしまっているのかな、とも思います。

ロールモデルを探してみるといい、というアドバイスをもらったことがあるのですが、それもなかなかわからず、どうしたらいいものかと八方塞がりです。
こんな状況から抜け出すためのアドバイスいただけたら嬉しいです!

きゃりおんぬさん

実は「ニーズ」って大切な指針でもあるんです。

ゆか姐
ゆか姐

姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。

ご相談をお送りいただき、ありがとうございます。

ロールモデルを探すといいよ!と言われて、探してみようにも「なんだかどの人を見てもピンとこない」ってことありますよね。

そんな時、まず「自分に欲しいものがなんなのか?」が見えていないことが多いのですが、それっていきなり探すのって難しんですよね。

何が欲しいの?って思う時に、モノやコトから探すのもいいのですが、感情に着目して探してみるのを私はお勧めしています。

いい子をやれる2つの「当たり前」。

いい子を小さい頃からやってきた。

そのことに自覚できたことってすごくて、実は「当たり前すぎて気づかなかった」って方も多いと思うんです。

親の言うことを聞くのが当たり前だと思ってた。

こうしなさい、って言われたら、「それをする」以外の選択肢なんて考えたこともなかった。

そんな人からすると「いい子でいることの大変さ」って実はあんまり実感できていないことがあります。

当たり前だと思っていた。

というのは2つの意味を持っていると思うんですね。

1つは「当たり前にやることだと思っていた」というもの。

親が言うことは絶対だったから、当たり前にそれをやるものだと思っていたという意味。

2つ目は「当たり前にできたから、そう言うものだと思っていた」というもの。

これは親の期待に応えられる能力があったから、うっかりできてしまったので「こう言うものなんだな」と思っていたという意味です。

両方を兼ね備えている方が大半かなと思うのですが、意外と2つ目ができないと1つ目の理由に縛られて「こんなこともできないなんて・・・」と、早くに挫折感を感じてしまったりするので、そこで「自分にできることってなんだろう?」と気づく方もいらっしゃいます。

その場合はまた別のいろんな思いが問題という形で現れることがありますが、今回のきゃりおんぬさんは両方ともを兼ね備えていらっしゃるケースかな?と思いつつ、実際はご自身はどう考えていらっしゃるのか、カウンセリングでお聞きしてみたいなとも思います。

でも実はこれ、すごく我慢してることなんです。

「我慢」というと当たり前にやれてきたから、ピンとこないと感じる方もいらっしゃると思います。

でも「誰かの求めているものを返すこと」が、自分の感情をどれだけそこに込められていたかは、自覚する前にやれてしまっていると、そもそもそこに自分の感情がどんな風に込められているか?ってことにすら、気が付かないと思うんです。

私も長く、こんな風に「言われたことを返すのが当たり前」って思っていた時代があったので、その行動の中に自分の気持ちが入っているのかいないのかも、そもそもよくわからないって感じていました。

なので、まずその感覚を取り戻すところから始めてみてはいかがでしょうか?

私はどうしたいの?を見つけるコツ。

結婚のように明確な目標があると頑張れるけれど、達成した後「さて、これから次、どこに行けばいいんだろう?」と思う時、まず「自分がしたいことを全部叶えてあげる」と言うことをお勧めします。

こういうと「え?そんなお金ありません!」とか、「全部ってどうやってすればいいんですか?」って感じると思うのですが、もっともっと細かくみて欲しいんです。

  • 起きた朝、「今日は何したい?」
  • 朝ごはん、何食べたい?
  • 今日はどんな服を着たい?着たい服がある?
  • 靴は履きたい?
  • 駅までの道、どこを進みたい?
  • 何をみて、何を食べて、何を着て、どんなことしたい?したくない?

そんな風に、一つ一つ丁寧にみていくことをやるだけでも「あ、私これ好きじゃないかも。」「どうしたいか?は出てこないけど、今のこれじゃないって感じがする。」とか、まず今の自分の生活の中でも「自分の好きや思い」がどこまで反映されているか?に気づくこと。

すごく面倒に感じるかもしれません。

それは鈍っている感覚を起こす作業のようなものなので、最初はうまく感覚が掴めないと面倒に感じるんですが、「あ!これ気持ちい!」「これ、いらない!」って感覚が明確になってくるとどんどんいろんな自分の世界が変化していきます。

会社に行きたくない、ご飯作りたくない、これもやりたくないって出てきてもやらなくちゃいけないことももちろんありますよね。

そんな時は「やりたくないんだな。」と言うことを感じた上で、「でもやる」と自分で決めて動くこと。

ここを意識するだけでも、自分の気持ちの変化を感じられるので、ぜひトライしてみてどんな感想だったかをお聞かせください。

こちらのHPのお問い合わせフォームまたは下記の公式LINEでも感想をお待ちしております。

ゆか姐
ゆか姐

いい子からの脱却は実は丁寧にやる方が、より自分の感覚を呼び覚ましてくれます。

一足飛びで自分の好きに辿り着きたい!と焦る気持ちは一旦脇において、まずは毎日の中で「好き?嫌い?」と聞いてみてくださいね!そのうち、「あ、私はこういうのが好きなんだな」「こう言うのは苦手なんだな」の他にも「迷う時はここが好きで迷っているだけで、どっちが強いかと言えば、こっち!」と、迷う気持ちの中にある自分の気持ちまで感じられるようになります。

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