【ココロノマルシェ】職場での嫌がらせ問題
ココロノマルシェに寄せられたご相談
こんにちは。
以前から根本先生のブログを愛読している
しがないアラフィフのメンズです。
訳あって今まで10回以上職場を転々とするような人生を送ってしまっているのですが
一部の同僚などから無視や嫌がらせ、自分だけ扱いが辛口だったり、といった面倒な扱いを受けることがたびたびあり、
現在の職場でも似たようなことが起きてしまっています。
自分にとっては「繰り返されるパターン」であり
自分の内部に原因があるのは間違いないと思うのですが
それにどう向き合ったらいいのかがわからず
何か手掛かりがほしいと思っています。
自分は人付き合いを「めんどくさい」と考えてしまう傾向があり、基本的に一人でいるのを好むタイプです。
とはいえ「コミュ障のダメ人間」というわけではなく
仕事モードになれば接客や事務作業はソツなくできている方だと思います。
現在の職場でも上司からの評価はそれなりにいただいています。
他の同僚との関係も良好なのですが
なぜか一部の同僚から急に攻撃されるようになるというパターンです。
根本先生のブログで言えば
以下の記事で相談されているAさんの職場での状況に近いのかもしれません
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/46273
攻撃をしてくるのは男性の時もあるし女性の時もあります。
両親との関係は、良好とも険悪とも言えない少々微妙な感じ。
(ただし自分が子供の頃はマウントを取るようようないじりをしてくるようなことがあり、少々「毒寄り」の親だなと思っています)
なので、そのような両親の投影とも言えるのかもしれません。
また、そのように変ないじられ方をする中で生まれてしまった自己嫌悪、自己否定による自分自身の投影とも言えるかもしれません。
しかし自分が相手に嫌悪感を抱く前から
急に攻撃されるというのも「投影」ということになるのでしょうか?
その辺がいまいち腑に落ちないという感じでもあります。
そして自分は上記のAさんとは違い、わりとおとなしい性格のため
攻撃の対象になりやすいキャラなのかもしれません。
「売られたケンカは買うぜ」というポリシーで戦い続け、泥沼化するという感じでもありません。
そもそも人付き合いを面倒に感じるタイプなので「会社」というものにいまいちなじめず、「ライフワーク」を主軸にするべく日々奮闘しているところでもありますが
そのような視点でみると、根本先生が上記のAさんへの回答したように
「さっさと自分のやりたいことやんなさいよ!」という叱咤激励なのかもしれません。
しかしそれが自分に繰り返し起きてしまう問題の一番の原因なのか?というと
なんか狸に化かされたというか、うまくはぐらかされたようにも感じてしまいます。
いろんな方向から原因になるものが考えられるというのはわかるのですが、
それを自分にどう適用させたらいいのか、そこから先がなかなか見えてこず
今のこの問題にどう向き合えばいいのかが手探り状態のままです。
お弟子さんの方々であれば
思わず膝を叩きたくなるような、納得のアドバイスが(タダで)いただけるかと思い
質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
<(_ _)>
自分では「人付き合いが面倒」と感じるのに、人からの扱いは辛辣だとなぜ辛いと感じるのか?考えてみませんか?
姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。
ご相談をお送りいただき、ありがとうございます。
一見「人付き合いが面倒」と感じるなら、無視される環境ってもしかすると「よかった、人と関わらないで済む」と思える環境でもあると思うのですが、それが辛いと感じるのはなぜなのか?
そこを考えてみたことはありますか?
自分が感じる「人との関わり方」に関しての感じ方に、「面倒」でも「社内での人からの扱いに不当を感じるのか?」ということを見ながら、今後どんな捉え方をしていくのがいいのか?を考えてみましょう。
人付き合いの何が「面倒」と感じますか?
今回、ご相談文を読ませていただいて「まず、どんなことを感じているのか?」について、ジョルノさんは「自分に原因がありそうだとは思っている」んだな、と伝わりました。
ただ、自分が「人付き合いの何が面倒と感じるのか」、「面倒と感じているのになぜ無視や扱いに辛さを感じるのか」を実際のカウンセリングであれば、聞いてみたいなと思います。
人付き合いが面倒と感じる時って、人との距離感は遠い方が楽だなと感じる時だと思うんです。なので、あんまり親切に身近に感じるような付き合い方よりも、少し放置してもらうような、一人の時間がたっぷりあるような方がホッとするという状況だと思うんですね。
でもジョルノさんは、一人の時間が欲しいけれど、もっと人と関わりたいのに、自分には辛口だったりするので、「辛い」と感じて今回、ココロノマルシェにご相談いただいたのかなと思うんです。
まずここの部分については現在の自分の状況を少し客観的に俯瞰してみた上で、ではどうしていきたいのか?を考えてみましょう。
人とのコミュニケーションについて、苦手なところとできるとこを一度書き出してみてください。
コミュニケーションって毎日誰かと行っていることでもあるし、自分自身とのコミュニケーションも毎日行っていますよね。
心の中で自分自身に話すことも、一つの自分とのコミュニケーションだと思うんです。
なので、当たり前に行っているからこそ、そこに客観的に見るっていうことは抜け落ちてしまいがちなんですね。
コミュニケーションのうまい下手を感じる時って「相手の反応」を基準に考える方は多いと思うのですが、「コミュニケーションがうまい下手」って大枠で捉えることが多いことだと思いませんか?
コミュニケーションの何が自分は得意なのか、何が自分は苦じゃなくできるのか?、そして何が不得手や苦手意識があるのか?ということを一度書き出すことで俯瞰してみることができます。
一度ここをやってみると、「人との距離を保ちながらコミュニケーションを取りたい私」と、「自分の得意なコミュニケーションの違い」が見えてくるかもしれません。
一度書き出してみて、客観的にみてみるということをやってみてください。
客観的にみることで原因が見えないなら。
書き出してみたけれど、客観視できない。
そう感じるのであれば、私は「タダで得る」ことを捨てて、「自分と向き合うためのカウンセリング」にコミットしてもらいたいと考えています。
ジョルノさんはタダで納得のアドバイスがもらえると書いていらっしゃいましたが、そこにメリットを置いているのではなく、実際はこの「一方通行のカウンセリングにメリットを感じている」という可能性があるからです。
一方通行のカウンセリングで解消するケースももちろんあると思います。
しかし実際は向き合うからこそ「この場合は?」「どんなところでどう感じたの?」という具体的なやりとりができるわけです。
そこから心のことを相手に話すことで自己開示をしていただき、カウンセラーはそのお話やその時の姿を見ながら、検証を繰り返します。
しかしご相談だけではそれにも限界があるんですね。その上で一方的なカウンセリングの方が楽だと思われるのは、この「人付き合いが面倒に感じる」理由とおそらく繋がっているんだろうと思います。
しかし、そこを乗り越えてまで、取り組みたい!そう思うからこそ、解決の糸口をジョルノさん自身が掴むことができるんです。
気づくことで半分は解決する。
今回は自分のことを書き出して客観的に俯瞰するということと、人付き合いが面倒という部分が「一方的なコミュニケーションを求めているのでは?」という部分について書かせていただきました。
この部分はなかなか自分一人では見つけにくいところだと思います。
ですが「気づくことで悩みの半分は解決している」とも言われるところだと思うのです。
今回、ジョルノさんがココロノマルシェにご相談を寄せてくださったことはとても大きな一歩だったと思います。
だからこそ、この気づきという部分の半分の解決につながれば私も嬉しく思います。
そしてさらに解決を望むのであれば、カウンセリングを受けてみるということも考えてみてください。今の自分だけでは解決できないことをカウンセラーと一緒に解決していきましょう。
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自分から見えている自分と周りから見えている自分はほとんどの場合、ずれてしまうし、それが当たり前だとも思います。だからこそ、客観的に俯瞰して物事を捉えるという視点も大切ですし、そして本当に第三者を解することで客観的フィードバックをもらうということが大切になってきます。