【ココロノマルシェ】遠距離ロックマンとの距離の保ち方、縮め方
ココロノマルシェに寄せられたご相談
近づくと離れてしまう遠距離ロックマンとの距離の保ち方、縮め方に悩んでいます。
私には、知り合って6年になるロックマンであり野良猫(おそらく)の友人がいます。遠距離なのですが、関係としては友達以上恋人未満のような、でも友人でもあり、今まで近づいたり離れたりを何度か繰り返してきました。お互いに恋愛での自己表現が苦手だと認知しています。でも6年経ってやっと最近になりそういう自分達についてお互い少しずつオープンに話せるようになって来たような気がしています。真剣な悩みの時は話し相手に私を選んでくれたり、彼の街へ行った際にはアパートの鍵を貸してくれたり、将来の事を具体的に話すようになったり、、少しずつロックマンの心が開き始めている気がしています。私も少しずつ私の心の岩が丸くなってきました。
私と離れている間には、何人かと交際があったようですが、私はしばらくの間自分軸を意識して日々自分向上に取り組んでいましたら、時が経ち、君がこんなに素晴らしい人だと気付いたと、今度は彼の方から近づいてきました。また少しずつ話すようになり、どうやら私との結婚について意識しているようです。僕たちならできる気がすると。それなのに、いい流れになってきたかなと思うと、距離を置かれてしまいます。2番手ポジションです。
ロックマンについて、そういう人を選んでしまう自分や2番手にされて自分はどうしたいのか?等日々考えています。
私はこのロックマンと仲良くやっていきたいと思っていますが、上手な距離の取り方や野良猫気質?な人の自分勝手な行動への対応の仕方が分かりません。
先日私の電話の予定をすっぱかされ、翌日になってから”ごめん友達が来てて出来なかった、○日はどう?”とメールが来た為、時々こういう事があり毎度我慢するのも良くないと思い、”大丈夫だよ、でもできない時は教えてくれたら嬉しいな、心配したよ😀” “ ○日の何時?” (時差がある為) と返事するとまた静かになってしまいました。
私は人に言いたい事が言えないタイプです。自分としては怒ってないよプラスでも自分の気持ちは伝えるを意識したのですが、なぜロックマンは逃げてしまうのでしょうか。私も誰かを2番手にしてる一面もあるのでは?と思い、それは気をつけるようにはしています。約束はちゃんと守るタイプです。
このまままた今まで通り放置したら良いのでしょうか?メールをするだけなのに、まるで中学生の様な気持ちです。。
長文失礼致しました。何かアドバイス頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。れもんさん
怒るって悪いことでしょうか?
姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。
れもんさん、はじめまして。
さて、ロックマンと野良猫のMIXのようなお相手との距離の取り方に悩まれているとのことですが、その後関係性に何か進展はありましたか?
クリスマスや年末などのイベントになると、なんとなく「会えるのかな?」とか、「すこしは恋愛関係なら考えられるようなイベントをやるのかな?」と期待する気持ちが出てきたりするので、そんな時、さらに距離感について「この距離感は何?」といった違和感を感じやすくなったりするものですが、そのあたりどうでしょうか?
結婚というキーワード
ロックマンなお相手が結婚を視野に入れていること、ここはなんとなく見逃せない部分だなと私は思ったんですがれもんさんはどう思われたんでしょう?
結婚という言葉は、女性にはなかなかインパクトの大きな言葉ではないかと思うんです。(男性の場合は、出世なんかがここに入るのではないかと思います)
そのくらい自分のライフステージの中で、かなり大きなインパクトがあるものだと思うんですね。
そんな言葉すら出てくるのに、なかなか距離が縮まる様子がない。よくわからない、となると本来なら、「こんなんで結婚なんてできるの?」と怒りが出てきてもおかしくないんじゃないかな?って思うんです。
結婚というキーワードはそれくらい女性にとってパワーワードだし、その後の人生に影響を及ぼすものだというイメージがあると思うんですよね。
そのくらい強いキーワードを彼は出してきているとも言えると思います。
怒りって悪ですか?
ただ、れもんさんは、それくらい強い言葉によって縛られているのではないか?とも思うんです。
それは、先程申し上げた通り、女性にはある程度仕方ないことであり、お相手がどの程度それを理解して使ったかは分かりません。
もちろんれもんさん自身は、改めて言われたらそんなに結婚願望ってないかもって思われるのかもしれません。
でも、なんとなく「親友」って言われたら、あれ?私そこまでと思ってなかったけど、そう思ってくれてるなら嬉しいかも、と期待に応えたくなったりするのも人としてあることだと思うんですよね。
そして、れもんさん自身は怒りに対してすごく抑えていますよね?
「怒ってないよ、でも〇〇して欲しかったな。次はこうしてね」と伝えていらっしゃる。
ここに違和感を感じるんですね。
「なぜ、れもんさんは怒らないのか。」
おそらくそれは、なんらかの原因で「怒ってはいけない」という自分に制限をかけるきっかけがあったのだろうと思います。ただ、今ここではそれには触れられていないので、それ以外の部分で見ていくとすると、私からお聞きしたいこと、それは
「怒るって悪いことですか?」
ということです。
闇雲に怒る人はたしかに嫌煙されますし、いいイメージはないかもしれません。
誰だって怒られたくない、そう思ってるかもしれません。
でもそれ、ほんとですかね??
誰でも怒られたくない、って本当かな?ってところ、どう思われますか?
私は「怒るほど本気なんだな」って初めて伝わることもあると思うんです。
小さな子が火を触ろうとした時に、怒りませんか?
あなたの大切なものを知らずに捨てようとした人がいたら?
つまり「我を忘れて怒るくらい、大切にしている」っていうメッセージって、とっても強いメッセージだと思うんです。
怒りのポイントって、自分のこだわりとすごくリンクしてますよね!
友達の悪口なんかを聞いていても、人によっては「そんなことくらいで怒らなくても」ってこともあると思うけれど、相手にとって、その怒るポイントこそが大切にしていることであるって、説明されなくてもなんとなくわかることってありませんか?
あー、彼女は立場が弱い人を守ってあげたい人なんだな。とか
この人は、他人に対して礼儀を持って接したい人なんだな。とか、わかることありますよね。
そんな風に「我を忘れて怒ってしまうほど、自分にとって大切なもの」っていう気持ちが、相手にうまく伝わっていないのかもしれないなと思ったんですね。
ロックマンは岩男
知ってるよ!と言われそうですが笑
ロックマンとはその名の通り、岩のように心が固くなってしまって、感情の振り幅がとても小さくなった状態の男性を指しておりますが、先程の優しい提案だと、この岩に響くのか?というところを、少し見ていきましょう。
ロックマンは自立しまくっていて、感情を押し殺してしまったことにも麻痺している状態です。
つまり、麻痺するまで押し殺さないといけなかった人です。
それって岩の中はどれくらいのマグマを抱えてるのかな?と思うんですが、そのマグマのような情熱をそのまま出さないように固い固い岩で覆ってある状態ですよね。
その岩に「今度はこうしてね!」という言葉が、「あー、怒らせてしまった!」と認識されるでしょうか?
もう一つ言うなら、「男性は(一般的に)そもそも察するのが苦手」な生き物です。
こと、異性である女性の感情の機微なんかは、異文化くらいわからないはずなんです。
なので、怒るっていうコミュニケーションも時に必要だってことだと思うんです。
ムチの後はたっぷりのアメ
ただ、怒りまくってる彼女が好きっていう男性ももちろんレアだと思うので、怒った後が大切になってきますよね!
ムチをあえてカタカナにしたのは、「鞭」でもあるけど「無知」でもあると思うから。
人は自分のこともよくわからないし、人のこともわかったつもり、なんてことが多いものです。
それでもやっていけるんだから、人って素晴らしいですよね!笑
個人的には、愛しい生き物だなと思うんですが、相手とのコミュニケーションの中には、自分を知ってもらうことって大切だと思うんです。
相手の「無知」に対して、こう言うことをすると本当に嫌な気分になるんだよ、こう言う言葉はとっても嬉しいんだよ!と、自分を知ってもらうこと。
そして、「アメ」も同様に、「飴」でもあるし「雨」でもあると思うんですね。
自分のことを雨のようにたくさん彼に教えてあげる。私はこんな人間で、これが好き!これが嫌い、これは悲しくて、これは寂しいと感じるよ!って。
なので、れもんさんのこうして欲しいなという伝え方はここで発揮されるのがいいのではないかなと思います。
岩にまず衝撃を与えたあと、恵みの雨で彼の感情にゆっくりゆっくり雨を降らしていく。
そんなイメージで彼と向き合ってみてはいかがでしょうか?
固い岩を少しずつ削る雨は、時間をかけてゆっくりと、でも確実に岩を削りますよね?
そんな風に、れもんさんも彼も二人で幸せを目指していく方法のために「怒り」をうまく使っていきましょうね!