【ココロノマルシェ】ロックマンとの復縁
ココロノマルシェに寄せられたご相談
出会ってから約3年付き合って1年の日韓カップルでしたが、1年前から韓国と日本の遠距離恋愛でコロナで会えなくなり、年下の彼から昨年言葉の行き違いで友達に戻ろうと言われました。
音信不通の期間がありましたが、その後、友達に戻りました。
最近、ロックマンという言葉を知り、彼の特徴そのものだなぁと感じています。
彼は、一見明るく社交的ですが、すぐ仲良くなりますが、どこか壁があり、冷めている感じがします。仕事、友達優先で、少しでもプライドを傷つけられるようなことがあるととても嫌がります。
他人からの自分に対する対応にとても敏感です。
別れの時も、寂しいと私が言っていたことに、寂しいのは俺のせいなの?それなら友達に戻ろうかな。でした。
私は今の会えない状況を言ってるつもりでしたが、仕事も忙しく、責めた!と思われました。会えないため、これ以上喧嘩をしたくなく、友達になりました。
彼が日本にいる時は友達以上恋人未満期間が長かったため、付き合ってからもあまり態度は変わらずでした。
日本にいる時、日本語を教えたりと彼に寄り添っており、感謝や情があるから繋がっているのかな。とも感じます。
今はメッセージをすれば返信はありますが、彼からのアクションはあまりありません。今後、いつ会えるかわかりませんが、友達としてどのように接していくべきか…また彼が恋愛として見てくれるように復縁に向かうにはどのようにすべきかすごく悩んでいます。
よろしくお願い致します。
みみ113さん
彼はこういう人!と決めずに付き合ってみませんか?
姐さんカウンセラーの根本 ゆかです。女帝マインドから見た回答をお話ししております。
さて、今回お読みして感じたことを率直にお話しさせていただきたいなと思うのですが、
彼はロックマンなのでしょうか?
文化の違いがあるものの、
単に彼が「とても男性的である」ということはないでしょうか?
何故このような質問をさせていただいたのかというと、ロックマンだから、男性性が強いから、
何が違うかということよりは、
「彼がどんなタイプか、あえてカテゴライズせずに、コミュニケーションをとる」ということをお伝えしたいなと感じたからなんです。
コミュニケーションの必要性
日韓カップルということで、おそらく文化の違いによる、表現の違いや、言葉の感覚的な違いって多かったのではないかなと推測するのですが、
私のお話を少しだけさせてくださいね。
私の場合、韓国語をネイティブの先生に習っていた期間が約2年半ほどありました。
ほぼ日本語、ほぼ脱線というとっても出来が悪い生徒ではあったものの、ネイティブで日本語が上手(25年日本に住んでいるので、日本人の感覚も理解された方でした)な男性の先生や、奥様である女性の先生に、ドラマで見た自分の知らないことなんかも、色々聞いて「韓国ではこういう風に捉えるから、この言葉を使って表現するんだな」「日本と似た言葉や礼儀があってもやっぱり全然違うんだな」と感じたからなんですね。
特に、男性の先生はとても男性性が強い方で思考的な上、気になりだすと授業を中断して調べ出すというほど熱意のある方でしたので、「観光地で日本はお城があるけど、韓国のお城ってどんな感じですか?」とか、二人で議論したり意見を交換していたので、特に「男性性が強い日本の男性との違い」なんかも、感じることが多かったと思います。
もちろん、私が知ってる方が韓国の男性の全てのパターンではないでしょうし、私も日本の女性の全てのパターンには当てはまることはありません。
国や文化があらかじめ違うと認識している間は、コミュニケーションも、丁寧にとられていたのではないかと思うのですが、知り合って3年となると、なんとなく相手の思考や好みなども理解して、言わなくてもわかる部分が出てくると思うんですね。
それは、友達同士であってもきっとそうだと思います。
高校生で初めて同じクラスになって話しかけた友人と、卒業する頃にはある程度「この子はこういう子」というイメージが自分の中に出来上がることを想像していただければわかりやすいかもしれませんね。
ただ、みみ113さんと彼の間には、文化やふとした言葉の解釈の違いがあり、それらをコミュニケーションできずにすれ違ったのではないか?と思えてしまうんですね。
先程申し上げた通り、言葉の表現一つについても韓国語と日本語では違いがあります。
浮気なんかも、日本では「浮ついた気持ち」と書いて浮気ですが、韓国では「風が吹く」と表現します。
そういったベースの違いがあることを、丁寧にコミュニケーションし続ける必要があるのかな?と思うんですね。
彼という人について
さて、そんなコミュニケーションをとりたい彼のことについて、少し見てみましょう。
おそらく、みみ113さんの年下の彼は
- とても感情をストレートに表現する分、ストレートに受け取りやすい
- 自分の大切な人の役に立ちたい
- 男性性が高いタイプ
ではないかなと思います。
一見明るく社交的であるという彼の特徴については、母国以外で生活しているのであればそういった社交性もある程度必要と割り切っていたのでは無いか?とも思えるんですね。
そこで生活していく上で、いろんなことを教えてもらうためには社交性は大切なスキルの一つです。
なので、どこか冷めていると感じた冷静な部分がおそらく本来の彼なのか、もしくは慣れない環境の中で冷静に対応しようとしていたのかもしれません。
そして、男性によくあるパターンとして、仕事や友人を優先するということがあります。
これは、男性社会(ここでは、男性が小さい頃から育つ男同士の世界を指します)の中では誰が自分より強いのか、そして自分の弱さを見抜かれやしないか、常に意識しあっているところもあります。この辺りで、プライドや周りを意識する気持ち
が芽生えていき、常に強い男性像を抱く人もいると思います。
そんな中で、気心が知れた友人ができ始め、安心できる場所ができ始めると、その結束は強まり、常に男性同士でいる方が楽しい!なんていう男の子がじゃれ合うような関係を大切にしたくなるんだろうと思うんです。
そして、みみ113さんの寂しいという言葉を率直に自分が寂しくさせてしまっていると受け取るあたりに、とてもストレートに言葉を受け取る方なのではないか?と感じるんですが、付き合っていた頃に、逆にストレートに感情を表現されたことなどはなかったでしょうか?
これからどうしていくか
ここまで、
- 文化の違いをベースにしたコミュニケーションを丁寧に取ること
そして、
- 彼という人
について、見ていきました。
そんな中で復縁ということについてですが、これについて、
- 今のみみ113さんができること
が、とても大切になってくると思います。
それは、彼に対しての真っ直ぐな興味と理解を示し続けることではないかと思うからです。
先程、私が韓国語の先生と話してみて感じたことを書きましたが、逆に違いを感じるからこそ日本の良さにもまた改めて気づくことがありました。
それと同じように、彼も何かに惹かれて日本に来られたのではないですか?
何かに興味があってきたのではないでしょうか?
その日本のイメージやみみ113さんと一緒に過ごす上で日本の女性に対してのイメージなどもお話しされたことはあるのでしょうか?
そのあたりから、彼という人のものの見方や、価値観、何を大切にしているのか?というあたりを聞きながら、自分にあるものや、自分の気づかなかった魅力を受け取っていくことから始めてみてはいかがでしょうか?
友達としてでもまだ繋がっているのなら、そのつながりを大切にしていくことができると思います。
離れていると寂しいし、ついネガティブな方向に考えが及んでしまいがちですが、自分にある魅力、日本という国に対しての魅力を彼から教えてもらい、彼への理解、自分の魅力への理解を深めていかれると、寂しさよりも前向きな気持ちになりやすいと思いますよ!